- 投稿 2018/05/23
- 奈良のお寺 - 奈良市
興福寺北円堂は、養老4年(720年)に亡くなった藤原不比等の追善供養の為に建立されたお堂です。
元明上皇・元正天皇の両女帝が建立を発願し長屋王に命じて創建、一周忌にあたる翌年の8月3日に完成しました。
現在の建物は承元4年(1210年)頃の再建で、興福寺に現存する中で最も古い建物です。
では、特別開扉された北円堂へと参りましょう。
2018/05/23
興福寺北円堂は、養老4年(720年)に亡くなった藤原不比等の追善供養の為に建立されたお堂です。元明上皇・元正天皇の両女帝が建立を発願し長屋王に命じて創建、一周忌 ...
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興福寺北円堂は、養老4年(720年)に亡くなった藤原不比等の追善供養の為に建立されたお堂です。
元明上皇・元正天皇の両女帝が建立を発願し長屋王に命じて創建、一周忌にあたる翌年の8月3日に完成しました。
現在の建物は承元4年(1210年)頃の再建で、興福寺に現存する中で最も古い建物です。
では、特別開扉された北円堂へと参りましょう。
興福寺(こうふくじ)は、奈良県奈良市登大路町にある法相宗の大本山の寺院です。
藤原氏の祖・藤原鎌足とその子息・藤原不比等ゆかりの寺院で、藤原氏の氏寺であり、南都七大寺の一つに数えらています。
南円堂(なんえんどう)は、興福寺伽藍の中のひとつの堂で、西国三十三所第9番札所となっています。
弘仁4年(813)に藤原冬嗣(ふゆつぐ)が父、内麻呂(うちまろ)の冥福を願って建てられた八角円堂です。
基壇築造の際に地神を鎮めるために、和同開珎や隆平永宝をまきながら築き上げたことが発掘調査であきらかになりました。
この儀式には弘法大師空海が深く係わったことが伝えられています。
それでは、「古都奈良の文化財」の一部として世界遺産に登録されている興福寺南円堂へとご案内しましょう。
喜光寺(きこうじ)は、奈良県奈良市菅原町にある法相宗の寺院です。
この一帯は菅原氏の治領であったことから「菅原寺」とも呼ばれています。
山号は清涼山。
御本尊は阿弥陀如来。
創建は行基、そして、行基菩薩入寂のお寺です。
それでは、土師氏が住んでいた菅原の地、喜光寺へとご案内しましょう。