カテゴリー:新西国霊場
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新西国霊場一覧

新西国霊場の寺院は、大阪に12寺、和歌山に2寺、奈良に3寺、京都に4寺、滋賀に2寺、兵庫に15寺と、近畿全体にわたって点在していて、合計三十八霊場あります。

新西国霊場が誕生したのは、昭和七年(1932年)のこと。

大阪時々新報、京都日日新聞、神戸新聞を母体とした三都合同新聞社が、近畿二府四県(大阪・和歌山・奈良・京都・滋賀・兵庫)の寺院の中から、聖徳太子の和の道と、平和な世界を目指し歴史探訪を兼ねる巡拝コースとなるように、一般読者の意見を中心に選ばれました。

 

「新西国霊場」の特色は、一般の方々の意見によって選ばれた、人気のある寺々で構成されているということ。

そう!新西国霊場は近畿で人気のあるお寺ばかりを集めた「霊場めぐり」なのです。

なんて素敵な霊場めぐりなのでしょう!

新西国霊場の寺院はそれぞれ古い歴史があり、様々な由来や逸話を持った古刹・名刹がたくさんあります。

それでは、新西国霊場をご紹介しましょう。

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太融寺(たいゆうじ)は、弘仁十二年(821)に、嵯峨天皇の勅願により、弘法大師が創建された真言宗の寺院です。

山号は「佳木山」、院号は「宝樹院」。

御本尊の千手観世音菩薩は嵯峨天皇の念持仏を下賜され、天皇の皇子、河原左大臣源融(みなもとのとおる)公が、この地に八町四面を画して、七堂伽藍を建立し、浪華の名刹として参詣者で賑わいました。

太融寺で「まもり本尊まつり」が開催されるという事で行ってきました。

それでは、「まもり本尊まつり」で賑わう太融寺へ参りましょう。

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