タグ:おおさか十三仏霊場
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おおさか十三佛霊場を巡る旅の最後に、私は大阪市天王寺区にある四天王寺を訪れました。

朝の光に照らされた中門をくぐると、五重塔の朱色が空に映え、境内にはゆるやかな読経の声が響きます。

四天王寺は、第四番札所・普賢菩薩を祀る寺でありながら、今は第二番札所・正圓寺の代札所としても巡礼者を迎えています。

ひとつの寺に二つの札所の祈りが重なる貴重な機会。

それでは、四天王寺へ参りましょう。

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おおさか十三佛霊場の第二番札所・正圓寺

かつて「天下茶屋の聖天さん」として親しまれ、大聖歓喜天を祀るこの寺は、今は静かに門を閉ざしています。

巡礼の地図に印されたその名をたどっても、辿り着けない札所。

しかし、その祈りは途絶えてはいません。

現在は四天王寺が代札所として巡礼者を迎え、正圓寺のご縁を今に伝えています。

参拝できない札所と、それを支える代札所。

その背景には、巡礼文化の柔軟さと、人々の祈りをつなぐ力がありました。

 

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全興寺(せんこうじ)は、大阪市平野区にある高野山真言宗のお寺です。

ご本尊は薬師如来で、平野薬師とも呼ばれています。

創建は飛鳥時代、聖徳太子が当時野原だったこの地域に仏堂を建て、薬師如来像を安置したのが起源とされています。

全興寺は地獄から極楽への体験ができるテーマパークのような楽しいお寺さんです。

楽しいアトラクション?が満載で、時間を忘れて長居してしまいました(笑)

見どころは、やはり、、、閻魔さまに逢えるちょっと怖い地獄堂でしょうか。

閻魔さまが出てくる地獄堂では、音と映像で地獄を体験することができますよ。

それでは、地獄から極楽へと巡ることができる全興寺へと参りましょう。

 

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青蓮寺(せいれんじ)は、大阪市天王寺区にある高野山真言宗のお寺です。

推古天皇の頃(593年~628年)、聖徳太子が志宜野(しぎの)(現・城東区鴫野の西側である法円坂の地)に建立した法案寺が起源とされています。

豊臣秀吉の大坂城築城に際し現在の生國魂神社の地に移されましたが、明治元年(1868年)の神仏別離令により法案寺は分散。

法案寺の遍照院と医王院の二院を合して、茶臼山にあった青蓮寺の寺号を移して現在の地に再建されました。

青蓮寺の境内に入ると、満開のモクレンが迎えてくれました。

それでは、青蓮寺へと参りましょう。

 

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