タグ:応神天皇

堺市の住宅街に静かに鎮座する百舌鳥八幡宮(もずはちまんぐう)。

鳥居をくぐると目の前に広がるのは、樹齢約700~800年の大楠と、凛とした空気をまとった社殿。

そして、美しい花に彩られた手水舎や、かわいい花御朱印、ふとん太鼓の記憶を宿す授与品など──。

百舌鳥八幡宮には、地域の祈りと自然の力がやさしく重なる時間が流れていました。

今回は、百舌鳥八幡宮の御朱印・大楠・摂末社をめぐりながら、静かな祈りにふれる癒しの参拝記を綴ってみたいと思います。

 

百舌鳥八幡宮の手水鉢に彩られた季節の花

参拝のはじまりにふれる、季節の彩り。手水鉢に咲く花が、心をやさしく整えてくれます。

 

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7月の暑さの中、大阪府松原市に鎮座する我堂八幡宮を訪れました。

我堂八幡宮が、この記事を書いている前日に参拝した百舌鳥八幡宮から勧請された神社だと知ったのは、つい先ほどのこと。

まるで祈りの流れに導かれていたような、不思議な偶然に驚きました。

我堂八幡宮は厄除けの神様として地元の方々に親しまれ、開運松原六社参りの一社にも選ばれている静かな神社です。

境内では、樹齢200年を超える楠にある大きな瘤の姿が印象的で、災いを祓い福を呼ぶような力強さと優しさを感じました。

今回はその記憶を辿りながら、御朱印とともに我堂八幡宮で過ごした静かな祈りの時間を綴ってみたいと思います。

それでは、我堂八幡宮へと参りましょう。

 

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大阪市生野区巽南に鎮座する巽神社(たつみじんじゃ)は、地域の人々に親しまれる歴史ある神社です。

巽神社の創建は1907年(明治40年)。

主祭神は応神天皇。

もともとこの地にあった八幡神社に、村内の5つの神社(横野神社・大字伊加賀字伊加賀の天神杜・天照皇大神社・熊野神社・大字四条字山小路の天神杜)を合祀し、村名「巽村」にちなんで「巽神社」と改称されました。

大阪メトロ千日前線「南巽駅」から徒歩約5分というアクセスがいいのがうれしい。

それでは、巽神社へと参りましょう。

 

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流谷八幡神社(河内長野市) 樹齢400年の大イチョウが見守る石清水八幡宮別宮

流谷八幡神社(ながれたにはちまんじんじゃ)は、大阪府河内長野市天見に鎮座しています。

正式名称は「八幡神社」ですが、通称「流谷八幡神社」「八幡さん」と呼ばれています。

この地域はかつて、甲斐荘という石清水八幡宮の荘園がありました。

石清水八幡宮の根本神領であった河内国錦織部郡甲斐荘山郷流谷に、長暦3年(1039年)1月6日、石清水八幡宮より八幡神(応神天皇、神功皇后、比売大神)を勧請し、社殿を造営したことが神社創建の起源とされています。

境内には樹齢400年を超える天然記念物のイチョウがあり、鉄製湯釜などの文化財も保持する歴史豊かな神社です。

それでは、長閑な景色が広がる流谷八幡神社へと参りましょう。

 

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