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愛染堂勝鬘院(あいぞめどうしょうまんいん)は、大阪市天王寺区にある和宗のお寺です。

山号は荒陵山。

ご本尊は愛染明王で、「愛染さん」と呼ばれ親しまれています。

寺伝によりますと開創は593年(推古天皇元年)、聖徳太子が開いた四天王寺にある敬田院、施薬院、療病院、悲田院のうちの施薬院に始まると伝えられ、四天王寺別院となっています。

見どころがたくさんあるお寺なのですが、やはり一番は多宝塔でしょうか。

多宝塔は大阪市内最古の木造建造物で、重要文化財に指定されています。

それでは、愛染堂勝鬘院へと参りましょう。

 

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教興寺(八尾市) 信貴山道に佇む聖徳太子ゆかりのお寺【御朱印】

教興寺(きょうこうじ)は、大阪府八尾市にある真言律宗のお寺です。

山号は獅子吼山(ししくさん)。

聖徳太子が物部守屋の討伐を祈願するため、秦河勝に命じて崇峻天皇元年(588年)に建立されました。

御本尊は弥勒菩薩。

中世には荒れ果てていましたが、鎌倉時代に奈良・西大寺の叡尊が復興しました。

 

永禄5年(1562年)には、三好長慶と畠山高政との戦である「教興寺の戦い(きょうこうじのたたかい)」の場所となりました。

それでは、教興寺へと参りましょう。

 

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法貴寺・千万院(田原本町) 仏法を起こし歴史を紡ぐ聖徳太子ゆかりのお寺

法貴寺・千万院(ほうきじ・せんまんいん)は、奈良県磯城郡田原本町にある真言律宗のお寺です。

法貴寺は推古帝の頃、聖徳太子により創立され秦河勝に賜ったもので、その建立は法隆寺より古いと伝わります。

仏法を起こす寺として、当初「法起寺」と命名されましたが、後に、法貴寺と呼ばれるようになりました。

かつては七堂伽藍を誇る大寺院でしたが、現在は法貴寺の塔頭の一つである千万院の薬師堂を残すのみとなっています。

それでは、法貴寺・千万院へと参りましょう。

 

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孝霊神社(廬戸神社・田原本) 孝霊天皇の古都に鎮座する法楽寺の鎮守社

孝霊神社(こうれいじんじゃ)は、奈良県磯城郡田原本町黒田に鎮座しています。

別名、廬戸神社(いおとじんじゃ)とも呼ばれています。

御祭神は、孝霊天皇、倭迹迹日百襲媛命、彦五十狭芹彦命、稚武彦命、他三神。

記紀には孝霊天皇の宮として⿊⽥廬⼾宮(くろだいおとのみや)が記されており、この宮跡に建てられたのが法楽寺といわれています。

 

孝霊神社はかつて法楽寺の鎮守社でしたが、明治時代の神仏分離令により、現在の場所に移されました。

法楽寺へ訪れた後、歩いて孝霊神社へと向かいました。

それでは、孝霊神社へと参りましょう。

 

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