タグ:薬師如来

大阪市北区にある国分寺(こくぶんじ)は、古くから地域の信仰を集めてきた由緒あるお寺です。

創建は斉明天皇の時代にまでさかのぼり、聖武天皇の詔により「摂津国分寺」として栄えた歴史を持ちます。

そんな国分寺を、今回は「OsakaMetroで行く六十六花御朱印巡り」の一環として再び訪れました。

花をテーマにした御朱印は、手にした瞬間に心がふわりと華やぐようで、御朱印帳を開くたびに旅の記憶がよみがえります。

同じお寺でも、御朱印を通じて出会える魅力は新鮮で、参拝の時間がより豊かに感じられました。

この記事では、国分寺でいただいた花御朱印、そして参拝時の雰囲気をお伝えしていきます。

 

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ふと足を止めたくなるような、優しい萩の花の香り。

大阪・豊中に佇む東光院萩の寺は、約三千株の萩が秋風に揺れるたび、訪れる人の心を静かに解きほぐしてくれます。

その歴史は奈良時代、行基菩薩による創建にまでさかのぼります。

かつては大阪市中津にあり、境内に群生する萩の美しさから『萩の寺』と呼ばれるようになりました。

時を経て豊中へと移り、今もなお新西国霊場や西国七福神第一番霊場として、多くの人々の祈りを受け継いでいます。

御朱印をいただく手のひらに、祈りと季節が重なり、萩の花がそっと寄り添う――。

花と歴史と信仰が優雅に交差する、心安らぐ祈りの旅のはじまりです。

 

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霊山寺(りょうせんじ)は、奈良県奈良市中町にある霊山寺真言宗の大本山のお寺です。

山号は登美山(とみさん)または鼻高山(びこうさん)。

開山は行基と菩提僊那(ぼだいせんな・奈良時代の渡来僧)。

霊山寺の所在する富雄の里は、古事記には登美(とみ)の地とあり、敏達天皇の頃よりこの地は小野家の領有でありました。

伝承によれば、小野妹子の子である小野富人は、天武天皇12年(684年)に熊野本宮大社に参篭すると、そこに出現した薬師如来を感得し、登美山に薬草湯屋を建て、薬師三尊を祀ったのが霊山寺の遠因とされています。

富人は鼻高仙人(びこうせんにん)と称され、人々に尊崇されたと伝わります。

それでは、見どころがたくさんある霊山寺へと参りましょう。

 

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全興寺(せんこうじ)は、大阪市平野区にある高野山真言宗のお寺です。

ご本尊は薬師如来で、平野薬師とも呼ばれています。

創建は飛鳥時代、聖徳太子が当時野原だったこの地域に仏堂を建て、薬師如来像を安置したのが起源とされています。

全興寺は地獄から極楽への体験ができるテーマパークのような楽しいお寺さんです。

楽しいアトラクション?が満載で、時間を忘れて長居してしまいました(笑)

見どころは、やはり、、、閻魔さまに逢えるちょっと怖い地獄堂でしょうか。

閻魔さまが出てくる地獄堂では、音と映像で地獄を体験することができますよ。

それでは、地獄から極楽へと巡ることができる全興寺へと参りましょう。

 

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