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浄瑠璃寺(京都) この世じゃないみたい!浄土の世界が広がる南山城の古刹【御朱印】

浄瑠璃寺(じょうるりじ)は、京都府木津川市加茂町にある真言律宗のお寺です。

山号は小田原山。

ご本尊は九体阿弥陀仏(西方)・薬師如来(東方)。

平安時代の1047年、義明上人により創建されました。

創建時のご本尊が薬師仏であったことから、その浄土である浄瑠璃世界が寺名の由来となっています。

岩船寺へお参りした後、浄瑠璃寺へとやって来ました♪

 

本堂には、九体の阿弥陀如来さまがおられることから九体寺とも呼ばれています。

五年に渡る修理を終え、昨年の12月に全てお戻りになられた九体阿弥陀如来さま。

九体の阿弥陀如来さまがズラリと並んでいる光景は迫力たっぷりです!

山門をくぐると、美しい浄土の世界が広がっていました。

それでは、浄瑠璃寺へと参りましょう。

 

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岩船寺(木津川市) 三重塔とあじさいが織りなす関西花の寺【御朱印】

岩船寺(がんせんじ)は、京都府木津川市加茂町岩船にある真言律宗のお寺です。

山号は高雄山(こうゆうざん)。

ご本尊は、行基作と伝わる阿弥陀如来坐像。

「岩船寺縁起」によりますと、岩船寺の創立は、天平元年(729年)、聖武天皇が出雲国不老山大社に行幸の時、霊夢があり、大和国鳴川(現・奈良市東鳴川町)の善根寺(鳴河寺)に籠居していた僧行基に命じて阿弥陀堂を建立したのに始まるとされています。

岩船寺は、「あじさいの名所」としても知られ、初夏には境内一帯にあじさいが咲き誇り、たくさんの人が訪れる人気のお寺です。

あじさいで彩られた風景を見たくて、岩船寺を訪れました。

それでは、あじさいが咲き誇る岩船寺へと参りましょう。

 

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孝恩寺観音堂(貝塚市) 国宝建築の美!1300年の歴史を伝える行基の遺産【御朱印】

孝恩寺(こうおんじ)は、大阪府貝塚市木積(こつみ)にある浄土宗のお寺です。

山号は慈眼山。

ご本尊は阿弥陀如来。

明暦元(1655)年に初代孝恩上人によって、観音寺の隣接地に創建されました。

国宝に指定されている観音堂は、もとは「観音寺」と称し、孝恩寺とは別個の寺院でした。

聖武天皇が発願し、行基により創建された観音寺ですが、創建当時は金堂や塔、多くの僧房等七堂伽藍が立派にそびえていたと伝えられています。

数々の戦火に遭い、境内の建物はすっかり焼失してしまいましたが、唯一、鎌倉時代に再建された観音堂(釘無堂)だけが残りました。

廃寺となった観音寺を、大正3(1914)年に孝恩寺が仏像群等とともに合併し、現在に至ります。

それでは、孝恩寺へと参りましょう。

 

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徳融寺(奈良市) 中将姫の伝説が息づく聖地

徳融寺(とくゆうじ)は、奈良県奈良市にある融通念仏宗のお寺です。

御本尊は阿弥陀如来立像。

かつては高林院と号する元興寺の塔頭でした。

天正18年(1590年)に現在地に移転し、寛文7年(1667年)に休岸上人によって堂宇が整備されました。

徳融寺は、右大臣藤原豊成公の旧宅跡に建築され、豊成の娘・中将姫はこの地で生まれ育ったと伝わります。

境内の墓地には豊成公と中将姫を祀った二基の石塔があります。

それでは、徳融寺へと参りましょう。

 

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