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徳融寺(奈良市) 中将姫の伝説が息づく聖地

徳融寺(とくゆうじ)は、奈良県奈良市にある融通念仏宗のお寺です。

御本尊は阿弥陀如来立像。

かつては高林院と号する元興寺の塔頭でした。

天正18年(1590年)に現在地に移転し、寛文7年(1667年)に休岸上人によって堂宇が整備されました。

徳融寺は、右大臣藤原豊成公の旧宅跡に建築され、豊成の娘・中将姫はこの地で生まれ育ったと伝わります。

境内の墓地には豊成公と中将姫を祀った二基の石塔があります。

それでは、徳融寺へと参りましょう。

 

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榮山寺(栄山寺・五條市) 奈良時代にタイムスリップ!八角円堂の仏画に魅せられて【御朱印】

榮山寺(栄山寺・えいさんじ)は、奈良県五條市にある真言宗豊山派のお寺です。

古くは前山寺(さきやまでら)と呼ばれ、藤原不比等(ふじわらのふひと)の長子である武智麻呂(むちまろ)が養老3年(719年)に創建したと伝わります。

境内にある八角円堂(国宝)は、天平宝字年間(757~764)、武智麻呂の子の仲麻呂(なかまろ)が父母の追善供養のために建立したとされ、内陣には美しい仏画などが極彩色で描かれています。

通常、八角円堂の内陣は非公開なのですが、特別拝観の頃に訪れることができました。

それでは、奈良時代の香りが漂う、榮山寺へと参りましょう。

 

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子安阿弥陀寺(和泉市) 光明皇后の歴史に包まれた子授け・安産祈願の古刹【御朱印】

阿弥陀寺(あみだでら)は、大阪府和泉市大野町にある高野山真言宗のお寺です。

子授け・安産祈願のお寺として知られ、子安阿弥陀寺とも呼ばれています。

とても歴史あるお寺で、約1200年前、行基が光明皇后の安産に感激して、桜の大樹で阿弥陀如来を彫り、安置したのが始まりとされています。

桜の大樹で彫られた阿弥陀如来さま。

折しも、桜が咲く美しい季節に訪れる事ができました。

それでは、阿弥陀寺へと参りましょう。

 

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世尊寺(奈良) 飛鳥時代の礎石が残る聖徳太子ゆかりの古刹【御朱印】

世尊寺(せそんじ)は、奈良県吉野郡大淀町比曽にある曹洞宗のお寺です。

山号は霊鷲山。

ご本尊は阿弥陀如来(放光樟像)。

31代用明天皇2年(687)勅願によって、聖徳太子が建立されたと伝えられています。

古くは「比曽寺(ひそでら)」と呼ばれ、吉野地方で大変栄えた寺院の一つでした。

古代最大の内乱とされる「壬申の乱」では、大海人皇子(後の天武天皇)が入寺、平安時代には56代清和天皇、59代宇多上皇が行幸され、空海も参詣されたことが古文書に残されています。

境内には飛鳥時代に建立された東塔跡、西塔跡、金堂跡、講堂跡の礎石が現存していて、歴史を感じる事ができます。

それでは、世尊寺へと参りましょう。

 

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