カテゴリー:大阪のお寺

大阪府東大阪市西岩田にある観音寺(かんのんじ)は、河内西国十九番札所として巡礼者に親しまれる真言宗の寺院です。

岩田観音」とも「岩田の観音寺」とも称されています。

宝暦5年(1755年)に尼僧・智興(ちこう)尼によって開かれました。

ご本尊は十一面観音菩薩で、弘法大師の御作と伝えられ、霊験あらたかにて全国より多くの信仰を集めています。

歴史と地域に根差した信仰が息づく観音寺は、訪れる人の心を癒してくれる霊場です。

それでは、観音寺へと参りましょう。

 

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静かな街並みに佇む東大阪市菱屋西の延命寺(えんめいじ)。

河内西国霊場の第三十二番札所として知られ、巡礼の道を歩む人々を優しく迎えてくれるお寺です。

境内に安置された大きな地蔵菩薩坐像は、慈愛に満ちたまなざしで参拝者を包み込み、安産祈願や水子供養の祈りを今も受け止めています。

長い歴史の中で移転や再興を重ねながらも、人々の心に寄り添い続けてきた延命寺は、巡礼の旅において「癒しと安らぎの場」として大切に守られてきました。

 

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まだ暑さの残る九月の終わり頃。

大阪市北区の街の一角にある鶴満寺(かくまんじ)を訪れました。

高層ビルや車の音が行き交う街の中で、ふと足を止めた鶴満寺には、時間の流れが少しだけゆるやかになるような、そんな静けさがありました。

歴史ある境内に足を踏み入れると、風の音も、光の揺らぎも、どこかやさしく感じられる空気が流れています。

鶴満寺の歴史は古く、奈良時代に大和国で創建されたと伝えられています。

それでは、鶴満寺へと参りましょう。

 

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大阪市北区・豊崎の住宅街に佇む源光寺(げんこうじ)。

OsakaMetroで行く六十六花御朱印巡り」の最後の一社として訪れたこのお寺は、静かな街の中に、長い歴史と祈りの光がそっと息づいていました。

いただいた花御朱印には、巡礼の終わりにふさわしいやさしい彩りが添えられていて、その一枚に、これまでの旅の記憶と祈りがそっと重なっていくようでした。

六十六社を巡る旅のなかで、何度も手を合わせ、季節の花に心を寄せてきた日々。

その終着点に立ったとき、静けさの中に、祈りの光がやさしく満ちていました。

それでは、源光寺へ参りましょう。

 

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