タグ:新西国霊場
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まだ暑さの残る九月の終わり頃。

大阪市北区の街の一角にある鶴満寺(かくまんじ)を訪れました。

高層ビルや車の音が行き交う街の中で、ふと足を止めた鶴満寺には、時間の流れが少しだけゆるやかになるような、そんな静けさがありました。

歴史ある境内に足を踏み入れると、風の音も、光の揺らぎも、どこかやさしく感じられる空気が流れています。

鶴満寺の歴史は古く、奈良時代に大和国で創建されたと伝えられています。

それでは、鶴満寺へと参りましょう。

 

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ふと足を止めたくなるような、優しい萩の花の香り。

大阪・豊中に佇む東光院萩の寺は、約三千株の萩が秋風に揺れるたび、訪れる人の心を静かに解きほぐしてくれます。

その歴史は奈良時代、行基菩薩による創建にまでさかのぼります。

かつては大阪市中津にあり、境内に群生する萩の美しさから『萩の寺』と呼ばれるようになりました。

時を経て豊中へと移り、今もなお新西国霊場や西国七福神第一番霊場として、多くの人々の祈りを受け継いでいます。

御朱印をいただく手のひらに、祈りと季節が重なり、萩の花がそっと寄り添う――。

花と歴史と信仰が優雅に交差する、心安らぐ祈りの旅のはじまりです。

 

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Osaka Metroで行く六十六花御朱印巡り」で、ご縁をいただいた大阪市にある清水寺

天王寺の坂道を登った先に、風が通り抜ける舞台と滝の音に包まれる静かな空間が広がっていました。

京都の清水寺を模して再建されたこのお寺は、江戸時代に延海阿闍梨によって中興され、聖徳太子作と伝わる千手観音像を本尊として祀る、深い歴史を持つ場所でもあります。

今回は、寺社好きな女性におすすめしたい、癒しと静けさに満ちた御朱印めぐりのひとときをご紹介します。

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飛鳥寺(あすかでら)は、第32代崇峻天皇元年(588)蘇我馬子が発願し、第33代推古天皇4年(596)に創建された日本最初のお寺です。

寺名は法興寺、元興寺、飛鳥寺とも呼ばれていました。

見どころは、何と行っても日本最古の飛鳥大仏でしょう。

ご本尊の飛鳥大仏(釈迦如来坐像)は、推古天皇17年(609)、天皇が詔して鞍作鳥(止利仏師)に造らせた日本最古の仏像です。

それでは、日本最古の飛鳥大仏に会いに参りましょう。

 
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