タグ:弘法大師

大阪メトロで行く六十六花御朱印巡り」でご縁を頂き、築港高野山 釈迦院を訪れました。

大阪市の喧騒から少し離れたこの場所は、大阪メトロ中央線・大阪港駅からほど近く、静かに佇む高野山真言宗のお寺です。

昭和初期に建立された釈迦院は、港町の人々の心の拠り所として、長く親しまれてきました。

門をくぐった瞬間、空気がふっと変わったような気がしました。

風の音、木々のざわめき、そして見えないけれどそこにある仏の気配にそっと耳を澄ませてみると、どこからか滝が流れているような水の音が聞こえてきます。

この水の音はどこから・・?

今回は、釈迦院で過ごした静かな時間の記憶を花御朱印とともに綴ってみたいと思います。

それでは、釈迦院へと参りましょう。

 

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大阪市天王寺区に佇む善福寺(ぜんぷくじ)は、聖徳太子の創建と伝えられる由緒あるお寺です。

地元では「どんどろ大師」の名で親しまれ、長い歴史の中で人々の心に寄り添ってきました。

山門横には、歌舞伎『傾城阿波の鳴門』に登場する母娘像があり、訪れる人の心に深い余韻を残します。

大阪メトロで行く六十六花御朱印巡りでご縁を頂き、初めて参拝に訪れました。

喧騒を離れ、歴史と物語に包まれる時間は、まるで自分自身と静かに向き合うようなひとときでした。

それでは、善福寺へと参りましょう。

 

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霊山寺(りょうせんじ)は、奈良県奈良市中町にある霊山寺真言宗の大本山のお寺です。

山号は登美山(とみさん)または鼻高山(びこうさん)。

開山は行基と菩提僊那(ぼだいせんな・奈良時代の渡来僧)。

霊山寺の所在する富雄の里は、古事記には登美(とみ)の地とあり、敏達天皇の頃よりこの地は小野家の領有でありました。

伝承によれば、小野妹子の子である小野富人は、天武天皇12年(684年)に熊野本宮大社に参篭すると、そこに出現した薬師如来を感得し、登美山に薬草湯屋を建て、薬師三尊を祀ったのが霊山寺の遠因とされています。

富人は鼻高仙人(びこうせんにん)と称され、人々に尊崇されたと伝わります。

それでは、見どころがたくさんある霊山寺へと参りましょう。

 

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大日寺(だいにちじ)は、大阪市城東区にある真言宗のお寺です。

山号は寳榮山。

ご本尊は大日如来。

弘仁年間(810~824)、弘法大師さまが巡錫の折、世の女性の難産を除くために一刀三禮の大日如来を刻み、大日寺を建立されたと伝えられています。

訪れた日は、ご本尊御開帳日である五月八日。

境内では誕生仏に甘茶をそそいだり、本堂ではご本尊さまを間近で拝する事ができたりと、とても有難い時間を過ごさせて頂きました。

それでは、大日寺へと参りましょう。

 

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