大阪には、阿弥陀さまの「四十八願」にちなみ、48ヶ寺をめぐる浄土宗の巡礼があります。

江戸時代に始まり、一度は途絶えたものの、2011年に再興され、今また静かに歩けるようになりました。

街の中にひっそりと佇むお寺を訪ねながら、阿弥陀さまの願いに触れていく巡礼。

華やかな大阪の中に、ふっと静けさが戻るような時間が流れます。

この記事では、大阪新四十八願所阿弥陀巡礼の概要と、48ヶ寺の札所一覧をまとめました。

これから巡礼を始める方の、小さな道しるべになればうれしいです。

 

 

大阪新四十八願所阿弥陀巡礼の公式ガイドブック

大阪新四十八願所阿弥陀巡礼の公式ガイドブック

 

 

大阪新四十八願所阿弥陀巡礼の魅力

 

大阪新四十八願所阿弥陀巡礼には、街の中でふっと心が静まるような魅力があります。

歩くたびに、阿弥陀さまの願いにそっと触れていくような、やさしい巡礼です。

主な魅力は次のとおりです。

■大阪市内中心に札所が集まっていて巡りやすい

■1日で結願できたと言われるほどコンパクト

■御朱印帳があり、受け入れ体制が整っている

■街歩きと祈りが自然に溶け合う巡礼

■初心者でも気軽に始められる

 

 

大阪新四十八願所阿弥陀巡礼の専用御朱印帳

大阪新四十八願所阿弥陀巡礼の専用御朱印帳。48ヶ寺の印が並ぶと圧巻です

 

 

札所一覧

 

第1番 法住寺 大阪府吹田市千里山東2丁目19番1号
第2番 源光寺 大阪市北区豊崎2丁目3番23号
第3番 蟠龍寺 大阪市北区野崎町4番1号
第4番 冷雲院 大阪市北区野崎町4番4号
第5番 智源寺 大阪市北区天神橋3丁目3番10号
第6番 大鏡寺 大阪府吹田市五月が丘南23番1号
第7番 大長寺 大阪市都島区中野町2丁目1番14号
第8番 善導寺 大阪市北区与力町2番5号
第9番 運潮寺 大阪府柏原市玉手町7番48号
第10番 專念寺 大阪市北区同心1丁目1番5号
第11番 心眼寺 大阪市天王寺区餌差町2番22号
第12番 伝長寺 大阪市天王寺区餌差町4番7号
第13番 最勝寺 大阪市天王寺区餌差町11番9号
第14番 慶傳寺 大阪市天王寺区餌差町6番31号
第15番 寶樹寺 大阪市天王寺区城南寺町7番10号
第16番 法藏院 大阪市天王寺区城南寺町7番4号
第17番 大善寺 大阪市天王寺区城南寺町8番26号
第18番 全慶院 大阪市天王寺区城南寺町7番7号
第19番 慶恩院 大阪市天王寺区城南寺町5番4号
第20番 長安寺 大阪市天王寺区城南寺町5番13号
第21番 龍淵寺 大阪市天王寺区城南寺町6番32号
第22番 大福寺 大阪市天王寺区上本町4丁目1番15号
第23番 天性寺 大阪市天王寺区上本町4丁目2番28号
第24番 正念寺 大阪市天王寺区上本町5丁目3番23号
第25番 西光院 大阪市中央区上本町西5丁目1番2号
第26番 誓願寺 大阪市中央区上本町西4丁目1番21号
第27番 専念寺 大阪市中央区上本町西4丁目1番15号
第28番 白雲寺 大阪市東住吉区北田辺4丁目10番33号
第29番 大雲寺 大阪市中央区中寺1丁目3番6号
第30番 安楽寺 大阪市天王寺区生玉町3番2号
第31番 圓通寺 大阪市天王寺区生玉寺町5番4号
第32番 増福寺 大阪市天王寺区生玉寺町5番24号
第33番 光善寺 大阪市天王寺区生玉寺町5番34号
第34番 大寶寺 大阪市天王寺区生玉寺町7番17号
第35番 浄運寺 大阪市天王寺区生玉寺町4番33号
第36番 大安寺 大阪市天王寺区生玉寺町7番25号
第37番 長圓寺 大阪市天王寺区生玉寺町4番29号
第38番 九應寺 大阪市天王寺区生玉寺町7番32号
第39番 一心寺 大阪市天王寺区逢阪2丁目8番69号
第40番 良運院 大阪市天王寺区下寺町2丁目2番33号
第41番 西念寺 大阪市天王寺区下寺町2丁目2番36号
第42番 善福寺 大阪市天王寺区下寺町2丁目1番41号
第43番 西徃寺 大阪市天王寺区下寺町1丁目3番56号
第44番 宗念寺 大阪市天王寺区下寺町1丁目3番66号
第45番 源聖寺 大阪市天王寺区下寺町1丁目2番25号
第46番 浄國寺 大阪市天王寺区下寺町1丁目2番36号
第47番 稱念寺 大阪市天王寺区下寺町1丁目1番19号
第48番 法善寺 大阪市中央区難波1丁目2番16号

 

 

巡礼の歩き方と楽しみ方

 

大阪新四十八願所阿弥陀巡礼は、決まった順番も、急ぐ必要もありません。

自分のペースで、心が動いた日にそっと歩き出せる、やさしい巡礼です。

ここでは、歩くときの小さなヒントや楽しみ方をまとめました。

 

 

どこから巡っても大丈夫

 

この巡礼には「一番札所から始めなければならない」という決まりはありません。

家から近いお寺、気になったお寺、たまたま通りかかったお寺。

どこから始めても、阿弥陀さまとのご縁は同じように結ばれます。

 

 

一日で歩くか、ゆっくり時間をかけるか

 

江戸時代には「一日で結願できた」と言われるほどコンパクトな巡礼ですが、現代では、無理をせずに数回に分けて歩く方が多いです。

■休日に数ヶ寺だけ巡る

■気が向いた日に一寺だけ訪ねる

■季節ごとに歩いてみる

そんな自由な歩き方が似合う巡礼です。

 

 

持ち物と心構え

 

特別な準備は必要ありませんが、あると便利なものがあります。

■歩きやすい靴

■御朱印帳(専用のものがあればなお良い)

■お賽銭

■飲み物

■カメラやスマホ(記録用に)

そして何より大切なのは、静かな気持ちでお寺に向き合うこと。

街の中にふっと生まれる“祈りの時間”を味わってみてください。

 

 

御朱印のいただき方

 

新四十八願所には、巡礼専用の御朱印帳があります。

受付が開いていない時間帯もあるので、無理のない範囲で、ゆっくりと巡るのがおすすめです。

御朱印は「記念スタンプ」ではなく、そのお寺とご縁を結んだ証としていただくもの。

一つひとつが、巡礼の思い出になります。

 

 

これからの巡礼記について

 

大阪新四十八願所阿弥陀巡礼は、ひとつのお寺を訪れるたびに、心に小さな気づきが生まれる巡礼です。

これからは、実際に歩いた日の空気や、境内で感じた静けさを、日記のように少しずつ綴っていく予定です。

訪れた札所の記事は、このページの「札所一覧」から順番にリンクしていきます。

読者の方が、自分のペースで巡礼を始められるように、アクセスや周辺の様子も分かりやすくまとめていきます。

巡礼は、急がなくても大丈夫。

季節の移ろいを感じながら、心が向いた日にそっと歩き出すだけで、阿弥陀さまとのご縁は自然と深まっていきます。

これから少しずつ増えていく巡礼記が、誰かの静かな道しるべになりますように。

 

 

おわりに

 

大阪の街の中で、ふっと静けさが戻る瞬間があります。

その小さな時間を集めるように、これからも巡礼を続けていきます。

読んでくださる方の心にも、やさしい余韻が残りますように。

 

※ガイドブック、専用御朱印帳は公式サイトより購入することができます↓

大阪新四十八願所阿弥陀巡礼公式サイト