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源光寺(大阪市北区)で結ぶ六十六花御朱印巡り──阿弥陀如来と祈りの光に包まれて

大阪市北区・豊崎の住宅街に佇む源光寺(げんこうじ)。

OsakaMetroで行く六十六花御朱印巡り」の最後の一社として訪れたこのお寺は、静かな街の中に、長い歴史と祈りの光がそっと息づいていました。

いただいた花御朱印には、巡礼の終わりにふさわしいやさしい彩りが添えられていて、その一枚に、これまでの旅の記憶と祈りがそっと重なっていくようでした。

六十六社を巡る旅のなかで、何度も手を合わせ、季節の花に心を寄せてきた日々。

その終着点に立ったとき、静けさの中に、祈りの光がやさしく満ちていました。

それでは、源光寺へ参りましょう。

 

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福崎住吉神社(大阪市港区)で出会う、ザクロの実と花御朱印─静かな境内に息づく祈り

大阪市港区・福崎の住宅街から少し離れた場所に鎮座する福崎住吉神社(ふくさきすみよしじんじゃ)。

江戸時代の新田開発とともに祀られた天照皇大神と住吉大神は、今もこの地の氏神として静かに息づいています。

訪れたのは、秋の気配が深まる朝。

境内にはザクロの実が赤く色づき、鳥の声とともに、季節の実りがやさしく迎えてくれました。

帰り際、神社の方から「よかったらどうぞ」とザクロをお頒ちいただき、そのやさしさに、祈りの場が地域とともにあることを改めて感じました。

今回は、「OsakaMetroで行く六十六花御朱印巡り」の一社として訪れ、静かな境内と、花御朱印に込められた祈りのかたちを綴ります。

 

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三先天満宮(大阪市港区)で出会う、静かな祈りと花御朱印─静けさに包まれる祈りの時間

大阪市港区、静かな住宅街の一角に鎮座する三先天満宮(みさきてんまんぐう)。

菅原道真公をはじめ、住吉大神稲荷大神を祀るこの神社は、江戸時代に新田開発の成功を祈って創建されたと伝えられています。

今回は、「OsakaMetroで行く六十六花御朱印巡り」の一社として訪れ、美しい花々が奉納された花手水や、やさしい花御朱印に触れ、静かな祈りの時間を過ごしました。

それでは、三先天満宮へ参りましょう。

 

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専念寺(大阪市平野区)で出会う、ネコ坊主の御朱印と金言─心ほどける祈りの旅

大阪・平野区喜連にある専念寺(せんねんじ)。

ネコ坊主」として知られる住職・籔本正啓さんが営むこのお寺には、命に寄り添うネコ御朱印や、心に響く金言みくじ、そして極楽浄土の霊鳥・迦陵頻伽が舞う本堂など、静けさとやさしさに満ちた祈りの世界が広がっています。

今回は、「Osaka Metroで行く六十六花御朱印巡り」のひとつとして専念寺を訪れ、境内で出会った小さな祈りのかたちを、そっと綴ってみました。
 

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如願寺(大阪市平野区喜連)|聖徳太子と弘法大師の祈りが息づく静かな古寺

大阪市平野区喜連。

住宅街の一角に、ひっそりと佇む如願寺(にょがんじ)があります。

楯原神社から如願寺へと続く南門をくぐった瞬間、お寺のやわらかな空気に包まれました。

聖徳太子が創建し、弘法大師が再興したと伝えられるこの寺には、長い祈りの記憶が息づいています。

ぽっくり寺」として親しまれ、安らかな旅立ちを願う人々の想いが、境内の静けさに溶け込んでいるようでした。

季節の花が咲く庭園、鯱鉾をいただく本堂、そして本堂にそっと手を合わせる人々──。

その一つひとつが、忙しさの中で立ち止まりたい心に、やさしく寄り添ってくれるようでした。

それでは、如願寺へと参りましょう。

 

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楯原神社(大阪市平野区)|十種神宝と神話が眠る祈りの古社

大阪市平野区の静かな住宅街に、神話と歴史が息づく楯原神社(たてはらじんじゃ)が鎮座しています。

式内社として古くから祀られてきたこの神社には、武甕槌大神や大国主大神、菅原道真公など、力強くもやさしい神々が鎮座し、地域の人々の祈りを受け止めてきました。

境内には、十種神宝の伝承を伝える社があり、歩くだけで心が整うような不思議な静けさに包まれます。

今回は、そんな楯原神社の境内を歩きながら、神話と土地の記憶が重なる祈りの風景をご紹介します。

それでは、式内楯原神社へと参りましょう。

 

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竹渕神社(大阪府八尾市)|六十六花御朱印巡りと厄除けの祈り

大阪府八尾市の竹渕地区──。

静かな住宅街の一角に、太古の祈りが息づく神社があります。

竹渕神社(たこちじんじゃ)は、神武天皇が生駒山で襲われた際に身を潜めたという伝承地に鎮座し、天照大神を祀る厄除け・開運の神社

2700年の歴史を持つその境内には、斜めに伸びる御神木や龍神の宮池跡が残り、訪れる人の心を静かに整えてくれます。

今回は、「OsakaMetroで行く六十六花御朱印巡り」の一社として拝受した花御朱印とともに、竹渕神社の魅力をご紹介します。

それでは、竹渕神社へ参りましょう。

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大阪・桃谷の彌榮神社|コリアンタウン近くで出会う厄除けと縁結びの癒し参拝記

鶴橋コリアンタウンの賑わいを抜け、桃谷の路地を歩くと、ふと静けさに包まれる瞬間があります。

その先に佇むのが、厄除けと縁結びのご利益で知られる彌榮神社(やえいじんじゃ)。

「いやさか(弥栄)」──。末永く栄えることを願う名を持つこの社は、地域に根差しながら、訪れる人の心をそっと癒してくれる場所です。

今回は、そんな彌榮神社での参拝体験をお届けします。

 

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大阪・難波八阪神社の魅力|迫力の獅子殿と勝運・厄除けのご利益

大阪・なんばの街を歩いていると、観光客で賑わう神社があります。

そこは勝運と厄除けのご利益で知られる難波八阪神社(なんばやさかじんじゃ)。

高さ12メートルもの獅子殿は、訪れる人の目を奪い、邪気を飲み込み、力強い運を呼び込む象徴とされています。

この神社の歴史は古く、平安時代の延久年間(11世紀後半)にはすでに「難波下の宮」として地域の人々に信仰されていたと伝わります。

御祭神は素盞嗚尊(すさのおのみこと)、奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)、八柱御子命(やはしらみこのみこと)。

素盞嗚尊は八岐大蛇を退治した神話にちなみ、災厄を祓い、勇気と勝利を授ける存在として崇められてきました。

現代ではSNS映えするスポットとしても注目を集めていますが、その背景には千年以上にわたる信仰と、浪速の人々に寄り添ってきた歴史があります。

観光で訪れる人にとっても、地元の方にとっても、ここは「力をいただける場所」。

大阪観光の合間に立ち寄れば、迫力と癒しの両方を感じられるでしょう。

それでは、難波八阪神社へ参りましょう。

 

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大阪・国分寺|六十六花御朱印めぐりと参拝記録

大阪市北区にある国分寺(こくぶんじ)は、古くから地域の信仰を集めてきた由緒あるお寺です。

創建は斉明天皇の時代にまでさかのぼり、聖武天皇の詔により「摂津国分寺」として栄えた歴史を持ちます。

そんな国分寺を、今回は「OsakaMetroで行く六十六花御朱印巡り」の一環として再び訪れました。

花をテーマにした御朱印は、手にした瞬間に心がふわりと華やぐようで、御朱印帳を開くたびに旅の記憶がよみがえります。

同じお寺でも、御朱印を通じて出会える魅力は新鮮で、参拝の時間がより豊かに感じられました。

この記事では、国分寺でいただいた花御朱印、そして参拝時の雰囲気をお伝えしていきます。

 

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