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意賀美神社(泉佐野市) 五穀豊穣を願う高龗神を祀る古社【御朱印】

意賀美神社(泉佐野市) 五穀豊穣を願う高龗神を祀る古社【御朱印】

意賀美神社(おがみじんじゃ)は、大阪府泉佐野市上之郷に鎮座しています。

延喜式の古社ですが、創建の時期については詳らかでありません。

社伝によりますと、古は社司十軒あり、年長者を推して祭主としたとあり、社地はかつて上之郷村字布都の山中にありましたが、天正年間に焼失したようです。

主祭神は高龗神(たかおかみのかみ)で、竜神、即ち水を支配する神様です。

それでは、樫井川にかかる朱色の橋を渡って、意賀美神社へと参りましょう。

 

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日根神社(泉佐野市) まくら祭りで安眠祈願!枕神社の安眠お守り【御朱印】

日根神社(泉佐野市) まくら祭りで安眠祈願!枕神社の安眠お守り【御朱印】

日根神社(ひねじんじゃ)は、大阪府泉佐野市日根野に鎮座しています。

式内社で、和泉五社(大鳥大社・泉穴師神社・聖神社・積川神社・日根神社・泉井上神社(総社))のうちの五の宮。

御祭神は鸕鷀草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)、玉依姫尊(たまよりひめのみこと)。

社伝によりますと、神武東征の際、神武天皇が天照大神と素盞嗚尊を祀り、戦勝祈願されたこの地は、太陽の出る根の意から日根と言い、日の神と根の神をお祀りした野原から日根の野、「日根野」と名付け、社名を日根神社とされたと伝わります。

日根神社は「まくら」で有名な珍しい神社です。

その昔、村娘が子授けや安産を願って「枕」を奉納したものですが、「枕=睡眠」ということから不眠や病気快復にご利益があるとされ、たくさんの方がお詣りに訪れています。

それでは、一の鳥居をくぐって、日根神社へと参りましょう。

 

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犬鳴山七宝瀧寺(泉佐野市) 滝行体験ができる!日本最古の修験道の聖地【御朱印】

犬鳴山七宝瀧寺(泉佐野市) 滝行体験ができる!日本最古の修験道の聖地【御朱印】

七宝瀧寺(しっぽうりゅうじ)は、大阪府泉佐野市大木にある真言宗犬鳴派の大本山です。

山号は犬鳴山(いぬなきさん)。

斉明天皇7年(661年)に役行者によって開山されました。

大和大峰山より六年早く開創されたため、元山上と言われる葛城二十八宿修験道の根本道場です。

ご本尊は役行者御自作の倶利伽羅大龍不動明王(くりからだいりゅうふどうみょおう)。

寺の名前である「七宝瀧寺」は、淳和天皇がこの地を訪れた際に、七つの滝があることから名付けられました。

「犬鳴山の溪谷」は「大阪みどりの百選」に選ばれている緑豊かな渓谷です。

それでは、犬鳴山渓谷を歩いて、七宝瀧寺へと参りましょう。

 

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浄瑠璃寺(京都) この世じゃないみたい!浄土の世界が広がる南山城の古刹【御朱印】

浄瑠璃寺(京都) この世じゃないみたい!浄土の世界が広がる南山城の古刹【御朱印】

浄瑠璃寺(じょうるりじ)は、京都府木津川市加茂町にある真言律宗のお寺です。

山号は小田原山。

ご本尊は九体阿弥陀仏(西方)・薬師如来(東方)。

平安時代の1047年、義明上人により創建されました。

創建時のご本尊が薬師仏であったことから、その浄土である浄瑠璃世界が寺名の由来となっています。

岩船寺へお参りした後、浄瑠璃寺へとやって来ました♪

 

本堂には、九体の阿弥陀如来さまがおられることから九体寺とも呼ばれています。

五年に渡る修理を終え、昨年の12月に全てお戻りになられた九体阿弥陀如来さま。

九体の阿弥陀如来さまがズラリと並んでいる光景は迫力たっぷりです!

山門をくぐると、美しい浄土の世界が広がっていました。

それでは、浄瑠璃寺へと参りましょう。

 

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岩船寺(木津川市) 三重塔とあじさいが織りなす関西花の寺【御朱印】

岩船寺(木津川市) 三重塔とあじさいが織りなす関西花の寺【御朱印】

岩船寺(がんせんじ)は、京都府木津川市加茂町岩船にある真言律宗のお寺です。

山号は高雄山(こうゆうざん)。

ご本尊は、行基作と伝わる阿弥陀如来坐像。

「岩船寺縁起」によりますと、岩船寺の創立は、天平元年(729年)、聖武天皇が出雲国不老山大社に行幸の時、霊夢があり、大和国鳴川(現・奈良市東鳴川町)の善根寺(鳴河寺)に籠居していた僧行基に命じて阿弥陀堂を建立したのに始まるとされています。

岩船寺は、「あじさいの名所」としても知られ、初夏には境内一帯にあじさいが咲き誇り、たくさんの人が訪れる人気のお寺です。

あじさいで彩られた風景を見たくて、岩船寺を訪れました。

それでは、あじさいが咲き誇る岩船寺へと参りましょう。

 

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林昌寺(泉南市) 一度見たら忘れられない!サツキが彩る法林の庭【御朱印】

林昌寺(泉南市) 一度見たら忘れられない!サツキが彩る法林の庭【御朱印】

林昌寺(りんしょうじ)は、大阪府泉南市にある真言宗御室派のお寺です。

「岡大師」とも呼ばれています。

山号は躑躅山ですが、はてさて、これはなんと読めばいいのか悩んでしまいました(笑)

ウィキペディア(Wikipedia)によると、「てきちょくざん」とありますが、林昌寺で頂いたパンフレットによれば、「つつじざん」と明記されています。

山つつじがとても綺麗だったことから、第73代堀河天皇が山号を「躑躅」と改められたとか。

やはり、「つつじざん」と読みたいかな(笑))

林昌寺は、庭園が美しいことで知られるお寺さん。

5月の中旬を過ぎた頃、サツキで彩られた庭園が見たくて訪れました。

それでは、林昌寺へと参りましょう。

 

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宝山寺(奈良) 霊験あらたかな生駒の聖天さん【御朱印】

宝山寺(奈良) 霊験あらたかな生駒の聖天さん【御朱印】

宝山寺(ほうざんじ)は、奈良県生駒市門前町にある真言律宗のお寺です。

山号は生駒山。

ご本尊は不動明王。

鎮守神として大聖歓喜天を聖天堂に祀っていることから、地元では「生駒の聖天さん」の愛称で親しまれています。

生駒山は役行者が開いたとされる修験道場で、空海も修行したと伝わり、その当時は「大聖無動寺(だいしょうむどうじ)」という名であったと伝わります。

江戸時代の延宝6年(1678年)に湛海律師が再興しますが、この時が事実上の開山とされています。

現生での利益、特に商売繁盛のご利益があるとして、たくさんの方が参拝に訪れている宝山寺。

それでは、宝山寺へと参りましょう。

 

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西葛城神社(貝塚市) 一村一社令が生んだ歴史が息づく統合神社【御朱印】

西葛城神社(貝塚市) 一村一社令が生んだ歴史が息づく統合神社【御朱印】

西葛城神社(にしかつらぎじんじゃ)は大阪府貝塚市木積に鎮座しています。

西葛城神社は、1910年に木積村にあった「深谷神社」に合祀され、「深谷神社」という名称も「西葛城神社」と改められました。

深谷神社は、西暦726年に創建された「木積観音寺」の鎮守として祀られていて、西暦1010年に再建の記録が残っています。

 

 

さらに、1917年(大正6年)には、かつて楠神社があった地(現在の場所)に遷座され、楠神社を相殿として祀るようになりました。

御祭神は、なんと!23柱もの神様!!

明治時代に旧西葛城村の全神社を合祀されましたで、たくさんの神様が鎮座しておられます。

こんなにたくさんの神様がおられるのだから、きっとあなたの願い事を担当して下さる神様がいるはず!笑

境内にある杉の木の空洞には、お地蔵さまが七体鎮座していて、秘かなパワースポットとなっているようです。

それでは、西葛城神社へと参りましょう。

 

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孝恩寺観音堂(貝塚市) 国宝建築の美!1300年の歴史を伝える行基の遺産【御朱印】

孝恩寺観音堂(貝塚市) 国宝建築の美!1300年の歴史を伝える行基の遺産【御朱印】

孝恩寺(こうおんじ)は、大阪府貝塚市木積(こつみ)にある浄土宗のお寺です。

山号は慈眼山。

ご本尊は阿弥陀如来。

明暦元(1655)年に初代孝恩上人によって、観音寺の隣接地に創建されました。

国宝に指定されている観音堂は、もとは「観音寺」と称し、孝恩寺とは別個の寺院でした。

聖武天皇が発願し、行基により創建された観音寺ですが、創建当時は金堂や塔、多くの僧房等七堂伽藍が立派にそびえていたと伝えられています。

数々の戦火に遭い、境内の建物はすっかり焼失してしまいましたが、唯一、鎌倉時代に再建された観音堂(釘無堂)だけが残りました。

廃寺となった観音寺を、大正3(1914)年に孝恩寺が仏像群等とともに合併し、現在に至ります。

それでは、孝恩寺へと参りましょう。

 

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水間寺(貝塚市) 厄除け観音と恋人の聖地愛染堂【御朱印】

水間寺(貝塚市) 厄除け観音と恋人の聖地愛染堂【御朱印】

水間寺(みずまでら)は、大阪府貝塚市水間にある天台宗の別格本山のお寺で、水間観音、厄除け観音として親しまれています。

山号は龍谷山。

ご本尊は聖観世音菩薩。

天平年間(729年 - 749年)に、聖武天皇の勅願により行基菩薩が開創したと伝わります。

境内には行基菩薩が聖観音像を授けられたと伝わる「聖観音菩薩出現の滝」があり、パワースポットとなっています。

又、恋愛成就や縁結びで有名な愛染堂があり、「恋人の聖地」として若いカップルにも人気です。

それでは、見どころがたくさんある水間寺へと参りましょう。

 

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