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岡寺(奈良) 日本最初の厄除け霊場【御朱印】

岡寺(おかでら)は、奈良県高市郡明日香村岡にある真言宗豊山派の寺院です。

およそ1300年程前、天武天皇の皇子である草壁皇子が住んだ岡宮の跡に、当時の仏教の指導者であった義淵僧正が創建したと伝えられています。

義淵僧正は奈良東大寺の基を開いた良弁僧正や菩薩と仰がれた行基、その他奈良時代の仏教を興隆した多くの先駆者の師として知られています。

草壁皇子が住んだ岡宮をもらい受けたことから岡寺と多くの人に呼ばれていますが、正式には龍蓋寺(りゅうがいじ)と言います。

それでは、日本最初の厄除け霊場と言われている岡寺へとご案内しましょう。

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長慶寺 宝石箱のような泉南のあじさい寺【御朱印】

長慶寺(ちょうけいじ)は大阪府泉南市にある真言宗泉涌寺派の仏教寺院です。

神亀年間(724年頃)、聖武天皇の勅願寺として行基により、海会宮寺として創建されました。

ご本尊は如意輪観世音菩薩。山号は金泉山、院号は慈昌院。

こちらのお寺はあじさいが美しく「あじさい寺」とも呼ばれています。

熊野街道信達宿にある梶本家の野田藤を見た後、こちらのお寺に寄らせて頂いたのですが、こんなに素晴らしいお寺だったとは!!

さほど広くはない境内なのですが、美しいお庭や三重塔、多宝塔や石仏などがギュっ・・っと詰め込まれた、まるで宝石箱のような素晴らしいお寺でした。

では、長慶寺へとご案内しましょう。

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随心院 小野梅園とはねず踊り【御朱印】

随心院(ずいしんいん)は、京都市山科区小野にある真言宗善通寺派大本山の仏教寺院です。

小野小町ゆかりの寺として知られている随心院の創建は991年、弘法大師より8代目の弟子にあたる仁海(にんがい)の開基で、古くは曼荼羅寺(まんだらじ)と称されました。

曼荼羅寺は、仁海僧正一夜の夢に亡き母が牛に生まれ変わっていることを見て、その牛を鳥羽のあたりに尋ね求めて飼養しましたが、日なくして死んでしまい、その牛の皮に両界曼荼羅の尊像を画き本尊にしたことに因んでいます。

第五世、増俊阿闍梨の時に曼荼羅寺の子房として隨心院を建立し、ついで第七世、親厳大僧正が寛喜元年(西暦1229年)後堀河天皇より門跡の宣旨を賜り、以来隨心院門跡と称されています。

ご本尊は如意輪観音。

では、絶世の美女と言われた小野小町の遺跡が残る随心院へとご案内しましょう。

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