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恵運寺(えうんじ、えいうんじ)は和歌山県和歌山市吹上にある曹洞宗の寺院です。
山本勘助縁の山本家創建のお寺で、ご本尊は十一面観世音菩薩。
近年、紀州藩の軍学者で日本3大忍術伝書「正忍記(しょうにんき)」の著者である名取三十郎正澄(なとりさんじゅうろうまさずみ)(生年不詳~1708)の墓石が発見されたことから、忍者のお寺として注目されています。
2月22日、「忍者の日」に恵運寺へ訪れました。
それでは、恵運寺へと参りましょう。
寺町通り
お寺が立ち並ぶ恵運寺一帯は、「寺町通り」と呼ばれています。
徳川家が紀伊へ入った際に、和歌山城南側の防備の為、寺院が配置されました。
紀伊国名所図会には、200年前の寺町の風景が描かれています。
恵運寺も紀伊国名所図会に描かれています(赤〇印)。
この図会に描かれている恵運寺の山門は、かつて道行く人々に「竜宮城の門」と呼ばれていました。
ホント!竜宮城の門みたいですね。
竜宮城の門のような山門は、第二次世界大戦の戦災は免れたものの老朽化により、昭和43年(1968)に取り壊されました。
それから半世紀が過ぎた平成31年(2019)、山門が建立されましたが、その工事中に以前の山門礎石が見つかり、寸分違わぬ全く同じ位置に再建される事が分かったそうです。
境内
新しい山門
偶然にも、寸分違わぬ全く同じ位置に再建されているなんてすごいです!
ここに竜宮城の門のような山門があったんですね。
御由緒
忍者の日
2月22日、忍者の日に訪れた恵運寺では、境内で様々な催し物が行われ、たくさんの方で賑わっていました。
アスファルトには手裏剣かな。
投げ松明ゲームと忍者クイズをクリアして、特別御朱印を頂きました。
本堂
ゲームの後、本堂で手裏剣をイメージしたお饅頭とお抹茶を頂きました。
恵運寺御朱印
本堂で忍者の日限定御朱印を頂きます。
忍者の日限定御朱印
実はこの日はたくさんの方が御朱印待ちをされていましたので、御朱印を頂く為に再度訪問させて頂きました。
再訪したのは午後3時半ごろ。
午前中は大行列でしたけど、再訪した時は行列もなく、すぐに入らせて頂く事ができました。
令和2年2月22日再訪
恵運寺のオリジナル御朱印帳を購入しました。
2月22日、忍者の日限定御朱印
左の余白は来年の忍者の日の御朱印を書いて頂く為の余白。
4面で完成する御朱印です。
アクセス・駐車場
【所在地】和歌山県和歌山市吹上3丁目1−66
【御朱印】あり。
【駐車場】あり。
【札所】和歌山西国三十三箇所 第十番。
【アクセス】JR和歌山駅または南海和歌山市駅より和歌山バス48系統保健所前行きに乗車し「寺町」下車0分。または日赤医療センター前経由バスに乗車し「日赤医療センター前」下車徒歩5分。
恵運寺公式サイト
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