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世尊寺(奈良) 飛鳥時代の礎石が残る聖徳太子ゆかりの古刹【御朱印】

世尊寺(せそんじ)は、奈良県吉野郡大淀町比曽にある曹洞宗のお寺です。

山号は霊鷲山。

ご本尊は阿弥陀如来(放光樟像)。

31代用明天皇2年(687)勅願によって、聖徳太子が建立されたと伝えられています。

古くは「比曽寺(ひそでら)」と呼ばれ、吉野地方で大変栄えた寺院の一つでした。

古代最大の内乱とされる「壬申の乱」では、大海人皇子(後の天武天皇)が入寺、平安時代には56代清和天皇、59代宇多上皇が行幸され、空海も参詣されたことが古文書に残されています。

境内には飛鳥時代に建立された東塔跡、西塔跡、金堂跡、講堂跡の礎石が現存していて、歴史を感じる事ができます。

それでは、世尊寺へと参りましょう。

 

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長栄寺(ちょうえいじ)は、大阪府東大阪市にある新真言宗総本山のお寺です。

山号は百済山(ひゃくざいざん)。

御本尊は十一面観音立像。

聖徳太子の開基と伝えられています。

その後、荒廃した長栄寺を延享元年(1744)、27歳の慈雲尊者が中興しました。

境内には、慈雲尊者が生駒山中額田谷の長尾の滝上流に隠棲され、修行の為に建てた雙龍庵(双龍庵)の遺構の一つ「禅那台」があり必見です。

それでは、長栄寺へと参りましょう。

 

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達磨寺(奈良) 片岡山飢人伝説が残る聖徳太子ゆかりのお寺【御朱印】

達磨寺(だるまじ)は、奈良県北葛城郡王寺町にある臨済宗南禅寺派のお寺です。

山号は片岡山。

開基は聖徳太子。

創建に纏わる物語は「片岡山飢人伝説」として今も語り継がれています。

「片岡山飢人伝説」って?

それでは、「片岡山飢人伝説」と共に、達磨寺へと参りましょう。

 

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龍田神社(斑鳩) 風の神様を祀る聖徳太子ゆかりの神社【御朱印】

龍田神社(たつたじんじゃ)は、奈良県生駒郡斑鳩町龍田に鎮座されています。

延喜式神名帳(927年)に記載されている式内社です。

聖徳太子が法隆寺の寺地を探し求めていた際、白髪の老人に化身した龍田大明神に逢い、「斑鳩の里こそが仏法興隆の地である。私はその守護神となろう」と言われたので、その地に法隆寺を建立し、鎮守社として龍田大明神を祀る神社を創建したといわれています。

金木犀が咲く秋の日に参拝しました。

それでは、龍田神社へと参りましょう。

 

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