カテゴリー:霊場巡礼一覧

ふと足を止めたくなるような、優しい萩の花の香り。

大阪・豊中に佇む東光院萩の寺は、約三千株の萩が秋風に揺れるたび、訪れる人の心を静かに解きほぐしてくれます。

その歴史は奈良時代、行基菩薩による創建にまでさかのぼります。

かつては大阪市中津にあり、境内に群生する萩の美しさから『萩の寺』と呼ばれるようになりました。

時を経て豊中へと移り、今もなお新西国霊場や西国七福神第一番霊場として、多くの人々の祈りを受け継いでいます。

御朱印をいただく手のひらに、祈りと季節が重なり、萩の花がそっと寄り添う――。

花と歴史と信仰が優雅に交差する、心安らぐ祈りの旅のはじまりです。

 

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大阪ミナミの中心、心斎橋筋のにぎわいの中に、ふと現れる静かな祈りの空間。

ミナミの観音さん」として親しまれる三津寺(みってらさん)は、都会に暮らす人々の心をそっと包み込んでくれるお寺です。

今回は、「OsakaMetroで行く六十六花御朱印巡り」のひとつとして、絵写経御朱印をいただいた様子をご紹介します。

それでは、三津寺へと参りましょう。

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大阪市北区・野崎町にある蟠龍寺(ばんりゅうじ)は、慶長13年(1608年)に念誉順応上人によって創建された浄土宗のお寺で、大阪新四十八願所阿弥陀巡礼の第3番札所です。

かつては『長福寺』と呼ばれ、近松門左衛門の『曽根崎心中』にも登場するなど、歴史ある寺院として知られています。

現在は都会的な外観を持ちながら、境内では静けさと癒しを感じられる空間が広がります。

訪れた日は工事に伴い本堂への参拝はできませんでしたが、「OsakaMetroで行く六十六花御朱印巡り」の花御朱印をいただくことができました。

 

※この記事は「OsakaMetroで行く六十六花御朱印巡り」シリーズの一記事です。

他の寺社の御朱印や巡礼体験など、詳しくは以下の記事でご紹介しています。

 

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OsakaMetroで行く六十六花御朱印巡りの旅。

今回は、大阪市中央区・道修町に鎮座する少彦名神社(すくなひこなじんじゃ)へ。

薬の町に鎮座する少彦名神社では、健康祈願の神様・神農さんと、病除けの張子の虎に出会いました。

以前にも訪れた場所ですが、御朱印巡りという新たな視点でふれると、また違った祈りの風景が見えてきます。

それでは、少彦名神社へ参りましょう。

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