カテゴリー:大阪メトロで行く六十六花御朱印巡り

大阪市天王寺区にある四天王寺は、聖徳太子が建立した日本最古の官寺として知られ、長い歴史と深い信仰に包まれた場所です。

用明天皇2年(587年)、崇仏派の蘇我氏と排仏派の物部氏による武力闘争のさなか、聖徳太子は白膠木(ぬるで)を伐って四天王の像を作り、「勝利したなら四天王を安置する寺塔を建てる」と誓願したと『日本書紀』に記されています。

その誓い通り、戦に勝利した太子はこの地に四天王寺を建立しました。

広大な敷地には、石鳥居(重要文化財)をはじめ、伽藍・庭園・諸堂が点在し、季節ごとに表情を変える美しい風景が広がります。

納経所では、通常の御朱印に加え、各霊場札所巡礼の御朱印や、「Osaka Metroで行く六十六花御朱印巡り」など、巡礼企画に参加した限定御朱印もいただけます。

この記事では、四天王寺でいただける御朱印の種類や意味、ご利益、境内の見どころ、アクセス情報まで、写真とともに詳しくご紹介します。

それでは、石鳥居をくぐって、四天王寺へと参りましょう。

 

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大阪・阿倍野に鎮座する阿倍王子神社(あべおうじじんじゃ)は、平安時代に熊野詣の道中で立ち寄る「王子社」のひとつとして、今もその歴史を伝える神社です。

仁徳天皇による創建と伝えられ、熊野三山の神々を祀るとともに、陰陽師・安倍晴明ゆかりの地としても知られています。

境内には八咫烏を祀る御烏社や、晴明の母・葛之葉姫にちなんだ稲荷社など、見どころが点在。

また、熊野第二王子旧跡と記された御朱印は、熊野古道の歴史を感じる特別な一枚です。

この記事では、阿倍王子神社の由緒やご利益、御朱印、安倍晴明神社との関係、アクセス情報まで、写真とともに詳しくご案内します。

 

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安倍晴明神社(あべのせいめいじんじゃ)は大阪府大阪市阿倍野区に鎮座されています。

「清明宮御社伝書」によりますと、寛弘四年(1007年)の創建と伝えられています。

御祭神は安倍晴明公。

安倍晴明公は古代豪族阿部氏の出で、天慶七年(944年)この地に誕生され、のちに天文博士となられました。

安倍晴明神社は50mほど離れた所にある阿倍王子神社の飛び地境内社になります。

それでは、安倍晴明神社へと参りましょう。

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させん堂不動寺(させんどうふどうじ)は大阪府大阪市城東区諏訪にある真言宗の寺院です。

江戸時代には広く信者を集め、参詣者の列も途絶えることがなかったさせん堂不動寺ですが、明治維新の際廃仏毀釈にあってから、往時の賑わいは殆ど其の面影を失ってしまいました。

語呂合わせの洒落が好きだった昔の人がよく用いた言葉に、江戸では「恐れ入谷の鬼子母神」大阪では「ドッコイそうはさせん堂不動さん」があり、古くから霊験あらたかで有名であったようです。

それでは、させん堂不動寺へと参りましょう。

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