根聖院(奈良市) 1300年前の地名起源石が残るお寺【御朱印】

根聖院(こんしょういん)は奈良県奈良市にある真言律宗のお寺です。

添御県坐神社と隣接して建っているので、神仏習合の頃は添御県坐神社の神宮寺であったのでしょう。

現在は西大寺の末寺となっています。

御本尊は薬師如来。

小さいなお寺ですが、綺麗に整えられ、とても気持ちの良いお寺でした。

それでは、根聖寺へと参りましょう。

 

 

境内

 

山門をくぐって、、おじゃましま~す!

 

 

根聖院のある町名は「三碓(みつがらす)」と言い、この地名の由来となったという「いしうす」が根聖院にあります。

 

今から約1300年前に小野福麿という人がこの地域を治めていました。住居とは別にこの場所に三ッ碓(からうす)をおき、米をつかせていましたが、鳥狩りに御幸された聖武天皇が御覧になり、この土地を「三碓(みつがらす)」と名付けられました。

 

この窪みに穀物を入れて挽いていたんですね。

 

ちなみにお隣の添御県坐神社には、小野福麿を祀るお社があります。

 

 

本堂

 

 

境内の様子

 

 

鐘楼

こちらの鐘は、午前11時30分と午後6時に鳴ります。

 

 

御朱印

 

とてもかわいいミニ草鞋を頂きました。

こちらの草鞋は西大寺と御縁のある方が作られているそうです。

自宅に戻り根聖院について調べていましたら、ご住職さまが西大寺へ奉職されていることを知りました。

 

わたしと真言律宗根聖院

 

思わず西大寺さんからの御縁も頂いたようで、とってもうれしい気持ちになりました。

 

 

 

アクセス

 

【所在地】〒631-0061 奈良市三碓3丁目5番13号
【御朱印】あり。
【札所等】大和北部八十八ヶ所霊場。
【駐車場】あり。
【アクセス】近鉄富雄駅から約1キロ。徒歩15分程。

 

 

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