岩屋文殊　楠木正成も智略を授かった文殊さま（奈良県御所市）

金剛山ロープウェイに乗り、金剛山頂駅から矢刺神社→葛木神社→転法輪寺と歩いて、いよいよ金剛山頂広場に到着しました。

ここからは、金剛山頂の景色と、帰り道で出会った岩屋文殊へとご案内したいと思います。

金剛生駒国定公園　金剛山頂

厚い雲に空が覆われていたこの日、遠くにPLの塔、あべのハルカス、WTC（コスモタワー）が見えましたが、お天気の良い時は、明石海峡大橋も見えるよと、近くにいた親切なお兄さんが教えて下さいました。

金剛山頂にはライブカメラが設置されていて、リアルタイムに山頂の様子を見る事ができます。

金剛山ライブカメラはコチラから→金剛山ライブカメラ

 

山頂の気温は25℃。
山の麓とは、10℃程の気温差があるようです。

夏の金剛山頂は、涼しく大変気持ちが良かったです。

 

金剛山頂広場を後にして、下山途中、「岩屋文殊」という案内板を見つけました。

ロープウェイ駅への下山ルートから少し離れるようで、どうしようかと思いましたが、20メートル程行くとあるようだったので寄ってみました。

 

岩屋文殊へと続く道です。

 

少し坂を登って行きますと、岩屋文殊さまが鎮座されていました。
この大きな岩がご神体のようです。

 

「役行者ご修行の地
一千五十年前から奉祀
智将大楠公も信仰され智略を授る
ご利益は入学や進学　勝利への道等　凡ゆる智慧を授けられます」

とあります。

御真言（七反）「おんあらはしゃのう」

1050年前からこの地に鎮座されて、楠木正成も信仰されていたという岩屋文殊さま。

御真言を唱えていますと、どこからか黒アゲハ蝶が飛んで来て、私の前を横切って飛んで行きました。

黒アゲハ蝶は神仏からの歓迎のサインだと聞いた事がありましたので、すごくうれしかったです。

ロープウェイ駅への下山ルートから少し離れますが、案内板を見つけたら是非、参拝に立ち寄って欲しい岩屋文殊さまです。

素晴らしいご利益を授けて下さるかも知れません。

 

岩屋文殊さまを後にして、金剛山より下山しました。

 

帰りのロープウェイから見た青空がとてもきれいでした。

 

【所在地】奈良県御所市高天476