玉置神社(奈良県十津川村) 呼ばれた人しか行けない神社で神秘を体感!【御朱印】

玉置神社(たまきじんじゃ)は、奈良県吉野郡十津川村に鎮座しています。

主祭神は国之常立神、伊弉諾尊、伊弉冊尊、天照大御神、神日本磐余彦命。

社伝によりますと神社の草創は、神武天皇御東征の折、八咫烏の案内にて熊野より大和の地を目指す途上、この地にて十種神宝を奉じ、身の安全を御祈願されたことに始まるとされ、古誌には第十代崇神天皇の御宇に天下安泰と悪魔退散を祈願して社殿が創建されたと記されています。

「呼ばれた人しか辿り着けない」と言われている玉置神社は、今や大人気のパワースポットとなっています。

訪れたのは7月下旬。

玉置神社は玉置山(標高は1076.4メートル)の山頂下の9合目に位置していますので、とても涼しかったです。

それでは、玉置神社へと参りましょう。

 

 

境内

 

鳥居

 

 

境内案内図

 

 

鳥居をくぐって参道をテクテク♪
たくさんの幟が立っています。

この参道が思った以上に長かった!笑

 

 

参道途中におられたのは山の神様

山の神様に「今日はよろしくお願いします♪」とご挨拶。

 

 

写真や動画を撮ったりしながら15分程歩いたでしょうか。
やっと表参道の明神鳥居まで来ました♪

 

 

この鳥居をくぐると、とても心地よい風が吹いてきました♪

 

 

下から見上げる樹齢3千年の神代杉!

また後ほど上から参観します♪

 

 

途中、大杉があるようなので行ってみることに♪

 

 

大杉は県内随一の太い杉で、周囲が約11メートルもあります!

 

 

手水舎

手水舎で身を清めていると、「ドーン!ドーン!」と御祈祷の太鼓の音が聞こえて来ました♪

 

 

拝殿

 

 

中央の御祭神は国常立尊、伊弉諾尊、伊弉冊尊。

向かって右殿には、天照大御神。

向かって左殿には、神日本磐余彦尊(神武天皇)。

 

 

若宮社(右)、神武社(左)

 

 

大日堂社

 

 

参観下さい・・の案内板に従って神代杉へ。

 

 

樹齢3千年の神代杉

 

すごい迫力で、とてつもない生命力を感じます!!

3千年という悠久の時にひたすら感動です!

 

 

こちらは夫婦杉

思わず「すごい!!」と声を上げてしまうほどの巨樹です!

 

 

和泉式部参詣記念

両側の石塔は、後白河院、和泉式部参詣記念として建てられたもの。

 

 

社務所・台所は令和の大改修中!

 

 

「イモリがたくさんおるから見たって~!」と、神職さんが声をかけて下さいました。

水の中を覗くと、たくさんのイモリが泳いでいました。

ヤモリは見た事がありますが、イモリは初めて見たかも!!

イモリは井を守るという意味があるとおり、人の水場を守り、害虫を駆除するので神さまの使いとして大切に見られてきたそうです。

スピリチュアル的にも、問題点の回復や再生、お金などの運勢アップなどポジティブな出来事が暗示されているとか。

社務所(現在改修中)の横にお手洗いがあるのですが、手を洗う場所の近くに手水鉢のような石をくり抜いた中に水が張ってあり、そこにたくさんのイモリがいますので、よろしければ是非ご覧下さい♪

 

 

イモリを見た後、摂社・三柱神社へ

 

御祭神は倉稲魂神(うがのみたまのかみ)・天御柱神(あめのみはしらのかみ)・国御柱神(くにのみはしらのかみ)の三柱。

別名「稲荷社」とも呼ばれますが、稲荷信仰が盛んになる前から地主神としてお祀りをされており、厄除けや心願成就さらに精神の病(ノイローゼなど)また海上安全にも特別の霊験があるとされています。

 

 

出雲大社玉置教会

明治維新の際、十津川郷中すべて廃寺され、全村民が大社教に属したことから、その総元締めとして設立されました。

 

 

真名井社(真王水神)

 

玉置神社の水の神様(真王水神)として創建(紀元前三十七年)以来この場所に祀られていたと伝えられています。

昭和五十年代に、湧水がほとんど出なくなり、崇敬者の人たちが、湧水がもとのように湧き出る事を祈願して、この「真名井社」を奉納しました。すると不思議なことに、水がもとのように湧き出したと言われています。

 

 

ここから玉石社を目指して登って行きます♪

 

途中、とても面白い形をした巨樹と遭遇~♪

まるで恐竜が立っているかのように見えました(笑)

 

 

暫く登って行くと、玉石社(末社)に到着です。

御祭神は大己貴命。

 

玉石社は社殿がなく、白い玉石群に囲まれ地中からわずかに一部が露出している黒い丸石を御神体としています。

玉置神社の基となったのがこの玉石社と伝えられ、平安の昔、吉野より熊野に至る修験道を開いた山岳修行の祖、役行者が後世に為に財宝を埋納し、福徳を祈念したと伝えられています。

 

 

玉石社より少し登った所に、霊石三ヶ石神祠があります。

御祭神は磐裂神(いわさくのかみ)、石析根神(いわさくねのかみ)、軻遇突智神(かぐつちのかみ)。

 

 

霊石三ヶ石神祠よりさらに登って行くと、玉置山山頂に行くことができます。

 

 

帰り道は「帰路・駐車場」方面へ

 

 

帰路途中には、白山社がありました。

御祭神は菊理媛神。
とても大きな岩がご神体のようです。

 

 

枕状溶岩は十津川村指定天然記念物となっています。

 

 

玉置山頂上付近にある枕状溶岩は、海底火山の噴火により噴出した玄武岩質の溶岩が水中に流れ出し、冷えて固まったものである。

産出地帯は不規則な楕円体状または曲がった丸太状をなした岩石が積み重なったもので、一つ一つの内部構造は中心から放射状に割れ目がある。岩石の形状が枕に似ていることから枕状溶岩と呼ばれている。

 

 

駐車場からの景色

空には龍神さまも♪

 

初めて上がらせて頂いた玉置神社は、山の神様のご神気を感じるとても素晴らしい神社でした。

私の居住地からは片道3時間程かかりましたが、是非にまた訪れたい神社となりました。

 

 

御朱印

 

 

参拝記念に玉置神社のオリジナル御朱印帳を頂きました♪

 

 

参拝動画

 

 

 

アクセス

 

【所在地】奈良県吉野郡十津川村玉置川1番地

【お手洗い】あり。(境内にもお手洗いがありますが、できるだけ駐車場のお手洗いをご利用下さいとのこと)

【駐車場】あり。

【交通アクセス】奈良交通・八木新宮バス十津川温泉下車。詳しくはコチラからご覧下さい。

玉置神社公式サイト

 

 

 

奈良県で頂いた御朱印まとめ~神社編~

 

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