カテゴリー:霊場巡礼一覧
新西国霊場一覧

新西国霊場の寺院は、大阪に12寺、和歌山に2寺、奈良に3寺、京都に4寺、滋賀に2寺、兵庫に15寺と、近畿全体にわたって点在していて、合計三十八霊場あります。

新西国霊場が誕生したのは、昭和七年(1932年)のこと。

大阪時々新報、京都日日新聞、神戸新聞を母体とした三都合同新聞社が、近畿二府四県(大阪・和歌山・奈良・京都・滋賀・兵庫)の寺院の中から、聖徳太子の和の道と、平和な世界を目指し歴史探訪を兼ねる巡拝コースとなるように、一般読者の意見を中心に選ばれました。

 

「新西国霊場」の特色は、一般の方々の意見によって選ばれた、人気のある寺々で構成されているということ。

そう!新西国霊場は近畿で人気のあるお寺ばかりを集めた「霊場めぐり」なのです。

なんて素敵な霊場めぐりなのでしょう!

新西国霊場の寺院はそれぞれ古い歴史があり、様々な由来や逸話を持った古刹・名刹がたくさんあります。

それでは、新西国霊場をご紹介しましょう。

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安倍文殊院あべもんじゅいん)は、奈良県桜井市にある華厳宗東大寺の別格本山です。

山号は安倍山。ご本尊は文殊菩薩。

日本最古に属する寺院です。

切戸文殊(京都府)・亀岡文殊(山形県)とともに日本三文殊のひとつに数えられています。

コスモスが咲いている季節に訪れました。

それでは、安倍文殊院へと参りましょう。

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阿倍王子神社(あべおうじじんじゃ)は大阪府大阪市阿倍野区にある神社です。

かつては阿倍王子(あべのおうじ)と言われ、熊野神社の分霊社である九十九王子のひとつでありました。

創建は仁徳天皇。

『摂州東成郡阿倍権現縁記』によりますと、仁徳天皇の夢の中に熊野三山の使いである3つの足の烏が現れ、仁徳天皇がそれを捜させると、同じものが現所在地にいたので、ここに神社を創建したと伝わっています。

それでは、阿倍王子神社へと参りましょう。

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安倍晴明神社(あべのせいめいじんじゃ)は大阪府大阪市阿倍野区に鎮座されています。

「清明宮御社伝書」によりますと、寛弘四年(1007年)の創建と伝えられています。

御祭神は安倍晴明公。

安倍晴明公は古代豪族阿部氏の出で、天慶七年(944年)この地に誕生され、のちに天文博士となられました。

安倍晴明神社は50mほど離れた所にある阿倍王子神社の飛び地境内社になります。

それでは、安倍晴明神社へと参りましょう。

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