真光院(しんこういん)は、大阪市天王寺区にある和宗のお寺です。

総本山四天王寺の支院で山号は光徳山。

ご本尊は阿弥陀如来さま。

寺伝によりますと、推古天皇2年(594年)聖徳太子の草創と伝わります。

以前から真光院の前の道を通る度に気になっていたお寺さん。

今回、大阪メトロで行く六十六花御朱印巡りでご縁を頂き、やっとお参りすることができました。

小さなお寺さんですが、中に入ると外の世界から遮断された静かな空間が広がっていました。

それでは、真光院へと参りましょう。

 

 

境内

 

鐘楼門

 

 

鐘楼門前には「聖徳太子御直作 六万体地藏尊安置」の碑

このお寺に、聖徳太子が6万体の石地蔵尊を刻んで納めたと伝わります。

真光院から谷町筋を挟んだ場所に「六万体町」という地名があり、その名残を感じることができます。

工事などで地面を掘り返すと、今でもお地蔵さまがゴロゴロと出てくるらしい。

 

 

ご由緒

 

真光院の正式名称は、光徳山(こうとくざん)瑞雲寺(ずいうんじ)真光院と申します。

四天王寺を本山とする支院の一つで、ご本尊は阿弥陀如来様、脇侍に如意輪観音菩薩様と地蔵菩薩様をお祀りしております。

寺伝によりますと、我が国文化の大恩人である聖徳太子様が、御父君用明天皇のご冥福を祈るために七日間念仏三昧を修されたところ、西方救主の無量寿仏(阿弥陀如来)が出現されたことから、太子は自作の阿弥陀如来様をご安置になり、当院を開創されたといわれております。この阿弥陀様は人々を救済する御仏として往古より拝されております。

(一部抜粋)

 

 

鐘楼門の上部が鐘楼となっていて、鐘を撞くことができます。

 

鐘の紐をひっぱり、ゴーン!っと撞かせて頂きました。

 

 

境内に入ると、地蔵菩薩さまが♪

 

 

そして、その後方には六道能化の地蔵尊

人の世の苦しみを六道(地獄、飢餓、畜生、修羅、人間、天井)で表している六地蔵さま。

もろもろの苦を抜け出して安穏平和の生活、力に満ちて世の為役立つ生活を与えて下さるのが、六道能化の地蔵尊なのだそうです。

 

 

本堂

ご本尊は阿弥陀如来さま、脇侍に如意輪観音菩薩さま、地蔵菩薩さま、聖徳太子御影、釈迦牟尼如来御影がお祀りされています。

 

本堂の前で手を合わせていると、心地良い風が吹いてきて、なんとも気持ちいい~♪

静かな空間でとても心地よい場所でした。

 

 

これが六万体地蔵尊かな?

なぜかドラえもんがいる・・笑

 

不動明王さまもいらっしゃいました。

 

 

御朱印

 

特別花御朱印

大阪メトロで行く六十六花御朱印巡りの花御朱印を頂きました。

 

 

アクセス

 

【所在地】大阪府大阪市天王寺区夕陽丘町4-8

【札所等】摂津国八十八箇所第24番

【お手洗い】あり

【交通アクセス】谷町線四天王寺前夕陽ヶ丘駅より、南西に徒歩2分

 

 

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