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毘沙門堂浪速寺(びしゃもんどうなにわじ)は大阪府大阪市浪速区にある東寺真言宗の寺院です。
開山は實乗和尚、創建は明治年間(1868~1912年)。
1945年の戦災で焼失し、現在の本堂は戦後1950年の再建されました。
では、福徳開運を授けて下さる毘沙門堂浪速寺へご案内しましょう。
鐘楼門
鐘楼門から下がっている綱を引くと、梵鐘が「ゴーン」と鳴るしくみになっています。
一願不動尊
鐘楼門を入った右側に、石のお不動さまがおられます。
一つの願いを叶えてくれるので「一願不動尊」と言います。
一つのお願いが叶ったらお礼を言って、改めて別のお願いをしても良いのだそうですよ。
本堂
御本尊は毘沙門天さま。
毘沙門天さまは奥方の吉祥天女、子供の善膩師童子(ぜんにしどうじ)とお三方で福分を施与されています。
毘沙門天さまと言えば寅ですね!!
毘沙門天さまと寅は大変ご縁が深く、聖徳太子が信貴山で祈願すると、寅の年、寅の日、寅の刻に毘沙門さまが現れ、戦いに勝利したお話は有名です。
このことから「三寅の福」と言って、寅が三つ揃うとありがたい福分を授かると言われています。
1月9日・10日・11日に授与される「福寅」は大変人気があるそうです。
「福寅」って、こんなのかな~?
気になったので少し調べてみました。
「三寅の福」は有り難い福分を授かるといわれていることから、矢に福寅、福袋、絵馬をつけてお授けしているとのこと。
来年、行ってみようかな~♪
福寅授与して頂けたら、再度掲載したいと思います。
びんずるさま
不動堂
佛足石と愛宕大神
愛宕大神は火の守護神。
佛足石は仏教の開祖であるお釈迦さまの足跡を刻した石の記念碑で、インドブッダガヤ釈尊成道の金剛法座の南に安置されている佛足石(五世紀)を拓本にとったものに基づき、四国の庵治石(あじいし)に彫刻したものです。
この佛足石の中央に法輪があり、その上に一頭三匹の魚、その法輪の横に聖仙駄(聖仙達の用いるサンダル)、法輪の真下に光背、さらにブッダガヤを象徴する菩提樹が彫られています。又、五本の指先には法螺貝文様が彫刻されています。
全般に簡素で後世雑多なものと格段の相違があることが見て取れます。
大師堂
鐘楼門を入った左側にあり、中には修行大師(諸国を遍歴修行される弘法大師)のお姿があります。
毘沙門堂浪速寺 摂津国八十八所霊場第二十八番札所 御朱印
【所在地】大阪府大阪市浪速区恵美須西1丁目4-8
【御朱印】あり。
【札所等】摂津国八十八所霊場第二十八番札所。
【駐車場】なし。