歯神社(大阪市) 梅田に鎮座する歯痛によく効く歯の神様【御朱印】

歯神社(はじんじゃ)は、大阪府大阪市北区に鎮座しています。

歯の神様をお祀りする神社で、梅田の氏神さまである綱敷天神社の飛び地末社としてお祀りされています。

ご祭神は歯神大神(宇賀御魂神)。

歯神社は元々、梅田界隈の田畑をお守りになられるお稲荷さんでした。

このお稲荷さんにあった大きな巨石をご神体としてお祀りされたのが始まりと伝えられています。

お稲荷さんがいつから歯の神様になったのでしょうか?

それでは、その謎を解明すべく、歯神社へと参りましょう。

 

綱敷天神社御本社を参拝後、飛び地末社である「歯神社」へとやってきました。

 

 

 

綱敷天神社三社の位置関係♪

 

 

境内

 

歯神社は人通りの多い、梅田の街中に鎮座していました。

 

 

大きな御神木が見守っています。

 

さてさて。

お稲荷さんがどうして歯の神様になったのでしょうか?

そのきっかけになったのは、お稲荷さんのご神体であった大きな巨石。

江戸時代の中頃、梅田を水没させるかのような大規模な洪水が発生した時、この巨石が水の流れを歯止めしたことから「歯止めの神様」として慕われるようになったのだとか。

それがいつからか「歯止め」が「歯痛止め」となり、幕末頃から「歯痛止めの神様」として崇敬を集めるようになったようです。

歯痛止めのお稲荷さん♪

面白いですね。

 

 

 

お社の前には、「なで石」がありました。

この「なで石」は、巨石のご神体のかけらと伝えられていて、「なで石」をさすった手で、歯の痛いところに当てると、歯の悩みが軽くなったという人もいるそうです。

歯神社のご利益は歯痛鎮静・健歯護持・歯業成就・歯止祈願・商売繁盛。

歯神社は歯のお仕事をされている方々の守り神様としても、広く知られています。

毎年6月4日の歯神社例祭には、たくさんの参拝者で賑わうようですよ。

 

とっても珍しいとされる「歯の神様」。

大阪府松原市にある柴籬神社にも鎮座されています。

 

 

綱敷天神御本社 → 歯神社 と参拝し、最後に御旅社へ向かいます♪

 

 

御朱印

 

歯神社(綱敷天神社 飛び地末社)の御朱印 左側

歯の形の印が押されています。

かわいいですね♪

 

 

アクセス

 

【所在地】大阪府大阪市北区角田町2-8

【交通アクセス】JR大阪駅より徒歩5分程。HEPFIVEと梅田エストの間の道を通り抜けると左手にあります。

※歯神社の御守、御神札、御朱印は茶屋町の「綱敷天神社御旅社」で授与しています(水曜定休日)。

詳細はコチラから。

 

綱敷天神社公式サイト

 

 

 

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