粉河産土神社(こかわうぶすなじんじゃ)は和歌山県紀の川市にある神社で、粉河寺の敷地内に建っています。

粉河寺本堂横からも美しい朱色の鳥居が見えます。

粉河寺の鎮守なので廻りは全て寺領ですが、背後にある風猛山が素晴らしく、御神木も立派で神社の厳かさを保っています。

地元では昔から「たのもしの宮」と呼ばれ、親しまれています。

それでは、粉河産土神社へと参りましょう。

 

御由緒

 

粉河産土神社の歴史は古く宝亀年間(770)、猟師の大伴孔子古が粉河寺を創建し、その子息の大伴船主(ふなぬし)が延暦2年(783)鎌垣庄内各村の氏神を勧請して祀るのに始まったとされています。

 

 

境内

 

境内案内図

 

 

敷地はさほど広くはないですが、たくさんの神様がいらっしゃいます。

境内案内図には、神様から頂けるご利益についても書かれていました。

有難いですね。

 

 

拝殿

 

【主祭神】丹生津比賣命、天忍穂耳命

【配祀神】大伴孔子古命 大伴船主命

ご利益

◆丹生津比賣命 災いを祓い退け、一切を守り育てる女神さま。

◆天忍穂耳命 五穀豊穣・農業の神さま。

 

 

天福神社・吉野神社・熊野神社

 

粉河の天福町の氏神さまを祀っています。

 

 

五社神社

 

ご利益

◆北野神社 学問・至誠・厄除け

◆日吉神社 開運・厄除け

◆多賀神社 健康回復・延命長寿

◆一言神社 誰にも言わずに一つだけお願いすれば叶えてくださるという神社

◆楠神社 厄除け・開運・家内安全・交通安全

 

 

護国神社・白山神社

 

ご利益

◆護国神社(左) 戦争で亡くなった粉河の人を祀っています。

◆白山神社(右) 縁結びの神さま。

 

 

粉河稲荷神社

 

ご利益

五穀豊穣・衣食住の神さま

 

 

御神木

 

 

 

おんどり石

 

朱色の鳥居横に、面白い形をした石がありました。

説明書きを読んでみますと・・

鎌倉時代末元寇の時、元の大軍を前に日本の武士たちは勇敢に戦ったが大苦戦で退去を余儀なくされた。その際、当社の祭神丹生大明神が鶏に乗り現地に赴き、神力で大風を吹き起こした。元の軍船はほとんど難破し沈没して全滅した。いわゆる「神風」で敵をしりぞけたのである。この鶏が石となって産土神社境内に座り続けて神社を守護している。

 

さらに、正月三日にはこの「おんどり石」が一声鳴いて石段を登ると言われ、鳴き声を聞くものは長生きすると言われている。

 

おんどり石が石段を登るなんて・・面白いですね(笑))

 

 

粉河産土神社にはかわいい猫&美しい孔雀がいます。
参拝に行ったら見てね♪

黒猫タンゴ

 

黒猫のタンゴちゃんは、気持ちよさそうにゴロンゴロンしてました♪

 

 

孔雀のピーちゃん

 

粉河産土神社のアイドル、孔雀のピーちゃん。

かろうじて顔が見えましたが、美しい姿を写真に納められずでした(;'∀')

 

 

粉河産土神社 御朱印

 

 

 

アクセス

 

【住所】〒649-6531 紀の川市粉河2788番地

【電話】0736-73-2415

【駐車場】あり。

【交通アクセス】JR和歌山線粉河駅下車 門前町徒歩15分。

粉河産土神社 和歌山県神社庁サイト

 

 

 

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