十禅律院(和歌山) 粉河寺と一緒に訪問したい美しい洗心庭

粉河寺を訪れた時のこと。

粉河寺本堂右側から奥へ少し入って行くと、ここは竜宮城・・?って思ってしまうような(笑)山門が見えてきます。

十禅律院(じゅうぜんりついん)です。

十禅律院は紀州徳川家八代藩主重倫(しげのり・父)、十代藩主治宝(はるとみ・子)ゆかりの寺です。

お友達が知っていたので、一緒に連れて行って頂きました。

全くのリサーチ不足でしたが、なんかとってもいい感じのお寺の予感がします♪

それでは、龍宮門をくぐって十禅律院へと参りましょう。

 

 

縁起

 

平安時代の正暦元年(990年)石崇上人によって創建され、元は粉河寺の塔頭十禅院でありました。

江戸時代後期の寛政12年(1800年)、紀州藩10代藩主徳川治宝により十禅院を安楽律院に属する天台宗の寺院に改宗して、十禅律院として創建されました。

 

 

境内

 

十禅律院の築地門、本堂、護摩堂、庫裡の4棟は和歌山県の指定文化財です。

 

 

築地門

 

ひときわ目を引く白い龍宮造りの門です。

 

扁額の文字は十代藩主徳川治宝公の直筆。

 

 

本堂

 

 

五間四面、総欅造。ご本尊は阿弥陀三尊。

 

 

庫裡・洗心庭

 

こちらで拝観をお願いすると、素晴らしい庭園を見る事ができたようです。

できたようです・・・ということは、そう・・見れてないんですよねぇ(;'∀')

インターフォンを鳴らしたのですがお留守のようで。

書置きの御朱印もあったのですが、お留守なので頂けませんでした。

こちらから見るお庭は、洗心庭と呼ばれる素晴らしいお庭のようです。

 

庭園は枯山水式の石組を構成し各所に巧みに立石、横石を配置し渓流とし、その中央に石橋を架け廻遊路として枯滝口を作っている。

庭園より北方の和泉山脈の高峰成高山を遠望すると、その自然美は雄大で借景式庭園として意義深いものがある。

 

洗心庭の様子はコチラから

 

庫裡で拝観をお願いすると、本堂も拝観させて頂けるようです。

私は残念ながら拝観できませんでしたが、また訪れた時のお楽しみしておきましょう。

 

 

伊吹(ビャクシン)

 

 

なんとも素敵なカット(笑)

 

 

拝観料・御朱印・アクセス

 

【住所】和歌山県紀の川市粉河 粉河寺内

【拝観料】境内自由。(洗心庭・本堂などの拝観は200円。)

【御朱印】あり。

【交通アクセス】JR和歌山線粉河駅下車徒歩15分。

 

 

 

周辺スポット

 

 

 

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