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西大寺(さいだいじ)は、奈良県奈良市にある真言律宗総本山の寺院です。

山号は勝宝山。

大仏で知られる「東大寺」は有名ですが、「西大寺」を御存知の方は少ないのではないでしょうか。

「西大寺」は「東大寺」に対するもので、奈良時代には薬師金堂、弥勒金堂、四王堂、十一面堂、東西の五重塔などが立ち並ぶ壮大な伽藍を持った南都七大寺の一つに数えられる大寺院でしたが、平安時代に入って衰退し、火災や台風で多くの堂塔が失われてしまいました。

 

蓮の花の咲くお寺を巡るロータスロード。

薬師寺の次に訪れたのは西大寺です。

 

では、かつては壮大な伽藍があったという西大寺へと参りましょう。

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おふさ観音(おふさかんのん)は、奈良県橿原市にある寺院です。

おふさ観音というのは通称名で、正式名称は高野山真言宗別格本山 十無量山 観音寺と言い、天明年間(1781~89)、妙円尼の創建と伝えられています。

境内ではたくさんのバラが育てられ、「バラのお寺」として知られています。

7月1日~ 8月31日までは、風鈴まつりが開かれていて境内の中は風鈴一色となります。

 

では、風鈴まつりが開催されているおふさ観音へご案内しましょう。

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川原寺(弘福寺) 日本初の写経が行われたお寺【御朱印】

川原寺(かわはらでら)は、奈良県高市郡明日香村にあった仏教寺院です。

現在は、川原寺跡として、国の史跡に指定されています。

飛鳥寺(法興寺)・薬師寺・大官大寺(大安寺)と並び「飛鳥の四大寺」の一つに数えられた大寺院でありましたが、中世以降衰微し廃寺となりました。

現在は、川原寺中金堂跡に弘福寺(ぐふくじ)が江戸時代中期に建立され、現在に至っています。

では、川原寺跡と弘福寺へとご案内しましょう。

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天野山金剛寺③(河内長野市) 満開の桜と国宝金堂三尊像【御朱印】

天野山金剛寺(あまのさんこんごうじ)は大阪府河内長野市にある真言宗御室派大本山の寺院です。

金堂落慶を記念して行われている特別拝観に行って参りました。

三度目の「平成大修理」と言われていた金堂ですが、鎌倉時代に建立された金堂の一度目の修理は1605年に豊臣秀頼が、二度目は1700年に岸和田藩主・岡部美濃守長泰が徳川幕府の命を受けて行われました。

では、9年間の修理期間を経て、美しくなった金堂へと参りましょう。

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