投稿者:さくら

大阪・浪速区の賑やかな通りを抜けると、ふっと空気が変わる瞬間があります。

そこに佇むのは、今宮戎神社のすぐ北にある小さな社——廣田神社

主祭神は天照大神の荒魂とされる撞賢木厳之御魂天疎向津媛命(つきさかきいつのみたまあまさかるむかつひめのみこと)。

そして、この神社を特別な存在にしているのは、珍しいアカエイ信仰です。

痔平癒無病息災、さらには合格祈願まで・・・。

そのご利益の由来を知れば、きっと訪れたくなるはず。

今回は、廣田神社の歴史と境内の魅力、そして心に残る静けさをご紹介します。

それでは、廣田神社へ参りましょう。

 

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竹林寺(ちくりんじ)は、大阪市天王寺区勝山にある浄土宗の寺院で、四天王寺から徒歩数分の場所にあります。

かつては大阪・難波千日前にあり、隣接する法善寺とともに「千日回向」を行っていたことから、地名「千日前」の由来となったお寺としても知られています。

今回私は「Osaka Metroで行く六十六花御朱印巡り」でご縁を頂き、竹林寺を参拝させて頂きました。

現代的な山門が特徴で、洗練された雰囲気が漂う美しい寺院です。

境内は、都会の喧騒を忘れさせてくれる穏やかな時間が流れています。

この記事では、竹林寺の歴史や見どころ、御朱印、そしてアクセス情報を、写真とともにご紹介します。

それでは、竹林寺へ参りましょう。

 

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洞川八幡宮(奈良・天川村)|霊峰を見守る八幡さまの歴史とご利益|修験道の聖地・パワースポット巡り

標高820メートル、奈良県吉野郡天川村・洞川温泉郷の奥。

霊峰大峯山を望む高地の集落を見守るように、洞川八幡宮は静かに鎮座しています。

天智天皇6年(667年)、修験道の祖・役小角が入峰の折、山の守護と祈願成就を願って祀ったと伝わるこの社は、千年を超える杉やケヤキに抱かれ、四季折々の表情を見せます。

秋には秋期大祭で神輿や餅まきが行われ、普段は静かな境内が笑顔と祈りで満ちあふれます。

訪れる人は、厄除けや開運のご利益を求めるだけでなく、この地ならではの澄んだ空気と、時を超えて受け継がれてきた信仰の温もりに触れることができるでしょう。

それでは、洞川八幡宮へ参りましょう。

 

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おおさか十三佛霊場を巡る旅の最後に、私は大阪市天王寺区にある四天王寺を訪れました。

朝の光に照らされた中門をくぐると、五重塔の朱色が空に映え、境内にはゆるやかな読経の声が響きます。

四天王寺は、第四番札所・普賢菩薩を祀る寺でありながら、今は第二番札所・正圓寺の代札所としても巡礼者を迎えています。

ひとつの寺に二つの札所の祈りが重なる貴重な機会。

それでは、四天王寺へ参りましょう。

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