投稿者:さくら

大阪市平野区喜連。

住宅街の一角に、ひっそりと佇む如願寺(にょがんじ)があります。

楯原神社から如願寺へと続く南門をくぐった瞬間、お寺のやわらかな空気に包まれました。

聖徳太子が創建し、弘法大師が再興したと伝えられるこの寺には、長い祈りの記憶が息づいています。

ぽっくり寺」として親しまれ、安らかな旅立ちを願う人々の想いが、境内の静けさに溶け込んでいるようでした。

季節の花が咲く庭園、鯱鉾をいただく本堂、そして本堂にそっと手を合わせる人々──。

その一つひとつが、忙しさの中で立ち止まりたい心に、やさしく寄り添ってくれるようでした。

それでは、如願寺へと参りましょう。

 

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大阪市平野区の静かな住宅街に、神話と歴史が息づく楯原神社(たてはらじんじゃ)が鎮座しています。

式内社として古くから祀られてきたこの神社には、武甕槌大神や大国主大神、菅原道真公など、力強くもやさしい神々が鎮座し、地域の人々の祈りを受け止めてきました。

境内には、十種神宝の伝承を伝える社があり、歩くだけで心が整うような不思議な静けさに包まれます。

今回は、そんな楯原神社の境内を歩きながら、神話と土地の記憶が重なる祈りの風景をご紹介します。

それでは、式内楯原神社へと参りましょう。

 

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大阪府八尾市の竹渕地区──。

静かな住宅街の一角に、太古の祈りが息づく神社があります。

竹渕神社(たこちじんじゃ)は、神武天皇が生駒山で襲われた際に身を潜めたという伝承地に鎮座し、天照大神を祀る厄除け・開運の神社

2700年の歴史を持つその境内には、斜めに伸びる御神木や龍神の宮池跡が残り、訪れる人の心を静かに整えてくれます。

今回は、「OsakaMetroで行く六十六花御朱印巡り」の一社として拝受した花御朱印とともに、竹渕神社の魅力をご紹介します。

それでは、竹渕神社へ参りましょう。

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鶴橋コリアンタウンの賑わいを抜け、桃谷の路地を歩くと、ふと静けさに包まれる瞬間があります。

その先に佇むのが、厄除けと縁結びのご利益で知られる彌榮神社(やえいじんじゃ)。

「いやさか(弥栄)」──。末永く栄えることを願う名を持つこの社は、地域に根差しながら、訪れる人の心をそっと癒してくれる場所です。

今回は、そんな彌榮神社での参拝体験をお届けします。

 

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