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流谷八幡神社(ながれたにはちまんじんじゃ)は、大阪府河内長野市天見に鎮座しています。
正式名称は「八幡神社」ですが、通称「流谷八幡神社」「八幡さん」と呼ばれています。
この地域はかつて、甲斐荘という石清水八幡宮の荘園がありました。
石清水八幡宮の根本神領であった河内国錦織部郡甲斐荘山郷流谷に、長暦3年(1039年)1月6日、石清水八幡宮より八幡神(応神天皇、神功皇后、比売大神)を勧請し、社殿を造営したことが神社創建の起源とされています。
境内には樹齢400年を超える天然記念物のイチョウがあり、鉄製湯釜などの文化財も保持する歴史豊かな神社です。
それでは、長閑な景色が広がる流谷八幡神社へと参りましょう。
境内
「はちまんばし」を渡って、神社へとテクテク♪
神社縁起
河内長野市指定無形民俗文化財に指定されている「勧請縄かけ」
もう一方は向こう岸の柿の古木にかけられています。
古くは流谷と天見を分ける結界の意味があり、疫病や忌穢れがお互い入り込まないようにしていたのだそう。
注連縄が長く保てば保つほど豊作になると伝わり、注連縄から12本(閏年は13本)の榊束が垂らされています。
今年は閏年なので、13本の榊束がありました。
石清水八幡宮から勧請された日として伝わる1月6日に勧請縄かけ神事が行われていましたが、現在は6日あるいは前後の休日に執り行われています。
藤棚
綺麗な藤の花が咲いていました♪
樹齢400年の大イチョウ(大阪府天然記念物)
これは是非に、イチョウの葉が黄葉になる頃に再訪してみたいな♪
拝殿の鳥居前は石垣になっています。
なので、このアングルからの写真が精いっぱい(汗)
八幡神社の扁額
御祭神は、応神天皇・神功皇后・比売大神。
拝殿の中には、獣脚三足を備えた鋳鉄の釜としては最古の在銘遺品である「鉄製湯釜」がありました。
延元五年(1340)の作で、製作時期が記された湯釜の中では、全国的にも特に古い年代のものであるため府の有形文化財に指定されています。
現在は、大阪市立美術館に収蔵されているようなので、これはレプリカなのだと思います。
源頼朝公が寄進した「八幡宮」と書かれた社額の写真もありました。
本殿
拝殿横に神社縁起が記された看板がありましたが、
あらっ?
こちらの記載によると、イチョウは「樹齢七〇〇年ともいわれる」と書かれています。
400年?700年?、、、どっちか気になりますが。。
とても迫力のある大イチョウには間違いありません(笑)))
サルノコシカケ?
神社横の石段を上がっていくと、薬師寺がありました。
流谷八幡神社の神宮寺だったのかな?
参拝動画
アクセス
【所在地】大阪府河内長野市天見2211
【御朱印】あり。(宮司さんは常駐されていませんが、おられる時は頂けるようです。)
【お手洗い】あり。
【駐車場】あり。橋の手前に4台程駐車可能なスペースがあります。
【交通アクセス】南海高野線天見駅下車、徒歩約15分。
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