梶無神社(東大阪市) アオバズクが飛来する夫婦神を祀る古社【御朱印】

梶無神社(かじなしじんじゃ)は、大阪府東大阪市六万寺町に鎮座しています。

アオバズクの繁殖地として有名で、毎年飛来してきては境内の御神木に巣を作ります。

シーズンにはかわいいアオバズクの雛を見ようと、たくさんの方が訪れるようです。

御祭神は瓊瓊杵尊、木花開耶姫命。

神社境内は美しい樹木に覆われ、東大阪市の保存樹林に指定されています。

それでは、緑が眩しい梶無神社へと参りましょう。

 

 

境内

 

生駒山の麓の住宅街の中に鎮座されていました。

 

 

梶無神社略記

 

社伝によると、神武天皇は、ご東征の砌り御船を白肩津から入江深く遡らせて来られ、日下坂の戦いに利あらず御船にて廻幸なされようとされたが、風強く波高くして梶折れ、御船は海上を漂揺する危機に立ち至られた。

神武天皇は、祖神のご加護を求め祈願を籠められた為、さしもの強風も鎮まり波を穏かになって、附近の丘に御船をつけ上陸することができた。

神武天皇は、祖神のご加護を深く歓ばれて、その上陸した処に祖神の瓊瓊杵尊と木花開耶姫命を祭神として祠を建て、神々に感謝をなされた。

この祠が後年梶無神社になったと云われている。

 

 

拝殿

御祭神は瓊瓊杵尊、木花開耶姫命(瓊瓊杵尊の妃)。

ご利益は、神武天皇を危機からお救いしたという御由緒から「みちびきの神」「乗り物の神」「交通安全の神」。

また、瓊瓊杵尊、木花開耶姫命の夫婦神を祀ることから「安産・子安の神」「家内安全の神」として霊験あらたかです。

 

 

樹齢500年の御神木

 

 

今年もアオバズクがやってきていたようです。

 

 

上を見上げるも、アオバズクの雛は巣立った後のようで・・・。

宮司さんのお話では、夜はここに戻ってきているようで、アオバズクの鳴き声が聞こえるそうです。

 

 

境内は緑豊かでとても気持ち良いです。

 

 

摂社

 

こちらの摂社には、たくさんの神々さまがいらっしゃいました。

・櫻井神社(ご祭神:大己貴命(大国主命))
・八幡神社(ご祭神:譽田別尊)
・白峯神社(ご祭神:崇徳天皇)
・十二社権現社

 

 

本殿の右側には若宮の神様がいらっしゃいました。

玉垣外よりパシャリ♪
・春日神社(ご祭神:天児屋根命、比売神、経津主命、武甕槌命)

 

 

御朱印

 

 

 

アクセス

 

【所在地】大阪府東大阪市六万寺町3丁目14番31号

【駐車場】あり。鳥居の前の駐車場に駐車可。

【交通アクセス】近鉄奈良線・瓢箪山駅下車。南に徒歩約15分。

 

 

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