カテゴリー:磯城郡
ホームPage 2 / 212
多坐弥志理都比古神社(奈良) 古代遺跡の中心に鎮座する神八井耳命を祀る古社

多坐弥志理都比古神社(おおにいますみしりつひこじんじゃ)は、奈良県磯城郡田原本町に鎮座しています。

式内社(名神大社)で、多神社(おおじんじゃ)とも呼ばれています。

創建は綏靖天皇2年(紀元前580年)、記紀神話に「神八井耳命は皇位を弟に譲り、自らは神祇を祭る」とあり、それが多坐弥志理都比古神社の始まりとされています。

御祭神は神倭磐余彦尊(神武天皇:神八井耳命の父)、神八井耳命(神武天皇皇子)、神沼河耳命(綏靖天皇:神八井耳命の弟)、姫御神(玉依姫命:神八井耳命の祖母)、太安万侶。

この場所は多氏の拠点であり、多氏の祖神である神八井耳命を祀ったものと考えられています。

それでは、多坐弥志理都比古神社へと参りましょう。

この記事の続きを読む

鏡作坐天照御魂神社(奈良) 鏡の神様が守る古社【御朱印】

鏡作坐天照御魂神社(かがみつくりにますあまてるみたまじんじゃ)は、奈良県磯城郡田原本町に鎮座しています。

延喜式神名帳にも記載されている式内大社で、歴史ある神社です。

御祭神は天照国照彦火明命(あまてるくにてるひこほあかりのみこと)、石凝姥命(いしこりどめのみこと)、天糠戸命(あめのぬかどのみこと)。

4世紀から5世紀ごろ、鏡類を製作鋳造していた鏡作部がこの地一帯に居住していたと伝わります。

それでは、約1700年前からこの地に鎮座されている鏡作坐天照御魂神社へと参りましょう。

この記事の続きを読む

村屋坐彌冨都比賣神社(奈良) 三輪さんだけでは片参り 大神神社夫婦神を祀る縁結びの神様【御朱印】

村屋坐彌冨都比賣神社(むらやにますみふつひめじんじゃ)は、奈良県磯城郡田原本町に鎮座しています。

延喜式神名帳にも記載のある式内大社。

主神は三穂津姫命(ミホツヒメノミコト)、配祀神として大物主命(オオモノヌシノミコト)が祀られています。

日本書記によりますと、三穂津姫命は高皇産霊命(タカミムスビノミコト)の姫神で、大物主命が国譲りをされた時その功に報いるためと、大物主命の二心のないようにという願いから、大物主命へ贈られた神様です。

大物主命は大神神社のご祭神、その后神を祀る村屋坐彌冨都比賣神社は大神神社別宮とされています。

 

 

大神神社だけでは片詣り、村屋坐彌冨都比賣神社もお詣りすることによって両参りとなり、いっそう利益が得られると言われています。

それでは、村屋坐彌冨都比賣神社へと参りましょう。

 

この記事の続きを読む

ホームPage 2 / 212