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- 和歌山の神社 - 和歌山市
竈山神社(かまやまじんじゃ)は、和歌山県和歌山市和田にある神社です。
大正四年、官幣大社に列せられました。
御祭神は彦五瀬命(五瀬命)。
彦五瀬命は初代天皇である神武天皇の長兄です。
竈山神社の横には彦五瀬命が眠る御陵があります。
それでは、神武天皇のお兄様が祀られている竈山神社へと参りましょう。
和歌山市内にある竈山神社、日前神宮・國懸神宮、伊太祁曽神社に参詣することを「三社参り」と言います。
鳥居
鳥居の前に駐車場があります。
神門へと続く参道
この参道がいい感じです♪
参道の空気を感じながら、ゆっくりと歩きます。
神門
なんとも立派な神門です。
この神門の前に立った時、橿原神宮を思い出しました。
雰囲気が橿原神宮にとてもよく似ています。
彦五瀬命は神武天皇の長兄。
神武東征の際、孔舎衛坂(くさかえざか)で長髄彦の軍との戦いで流矢にあたって負傷し亡くなってしまいますが、もし、流れ矢にあたることなく生きておられたら、初代天皇は彦五瀬命であったはず。
そんな事を思いながら神門をくぐりました。
神門前にある手水舎
神門をくぐり、拝殿へ向かう足元に敷き詰められた石がとても美しいです。
拝殿
本殿は春日造檜皮葺。その左右には脇殿があります。
そして南に中門を隔てて、流造の幣殿・拝殿が建てられています。
主祭神:彦五瀬命(ひこいつせのみこと) 「五瀬命」とも。長兄。
配祀神:左脇殿:彦五瀬命の兄弟神 稲飯命(いないのみこと)第3子。
御毛入沼命(みけいりぬのみこと) 第2子。
神日本磐余彦命(かむやまといわれひこのみこと、初代神武天皇)第4子。
右脇殿:神武東征に従軍した随身 高倉下命(たかくらじのみこと) - 熊野の土豪。
可美眞手命(うましまでのみこと) - 物部氏祖。
天日方竒日方命(あめのひがたくしびがたのみこと) - 大神氏祖。
天種子命(あめのたねこのみこと) - 中臣氏祖。
天富命(あめのとみのみこと) - 忌部氏祖。
道臣命(みちのおみのみこと) - 大伴氏祖。
大久米命(おおくめのみこと) - 久米氏祖。
椎根津彦命(しいねつひこのみこと) - 倭氏祖。
頭八咫烏命(やたがらすのみこと) - 賀茂氏祖。
境内社
・合祀神社・結神社・子安神社
竈山神社横に竈山陵があります。
彦五瀬命が眠る御墓です。
【所在地】和歌山県和歌山市和田438
【御朱印】あり。
【駐車場】あり。
【札所等】神仏霊場巡拝の道第8番(和歌山第8番)。
【アクセス】和歌山電鐵(わかやま電鉄)貴志川線 竈山駅 (徒歩約10分)。
和歌山県で頂いた御朱印まとめ