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- 奈良の神社 - 橿原市

橿原神宮(かしはらじんぐう)は、奈良県橿原市の畝傍山の東麓、久米町に鎮座されています。
記紀において初代天皇とされている神武天皇を祀るため、神武天皇の宮(畝傍橿原宮)があったとされるこの地に、橿原神宮創建の民間有志の請願に感銘を受けた明治天皇により、1890年(明治23年)4月2日に官幣大社として創建されました。
御祭神:神武天皇、皇后の媛蹈韛五十鈴媛命(ひめたたらいすずひめのみこと)
境内

参道は広く、玉砂利を踏みしめながら歩きます。
とても気持ちがいいです。
清浄な玉砂利を踏むことによって身を清め、心を鎮めて、気持ちを整えながら神さまのいらっしゃる神聖な場所へ向かいます。
心が落ち着いてきますね。
二の鳥居と新橋

南神門

手水舎は神門前にあります。
外拝殿

南神門を入ると、境内の広さに驚きます。
外拝殿から参拝します。

お正月は外院斎庭(げいんゆにわ)に入ることができ、内拝殿の前まで行くとができます。
ちなみに、お正月はこんな感じです。
大きなお賽銭箱がど~ん!っと。(白いのがお賽銭箱です。)

奈良県内では春日大社と並んで初詣の参拝者数が多いそうです。
内拝殿と幣殿と本殿

橿原神宮の社殿は、創建の御由緒から、特異な形式になっています。
内拝殿は紀元祭、その他の重要な祭典に使用され、また特別参拝の拝殿となります。

幣殿では祭典の諸儀が行われます。

このため幣殿は、屋根に千木、棟の上には鰹木を置くなどの様式をとっています。
そして、その向こうに見えるのが本殿です。
本殿は御祭神の御鎮座せらるる御殿とされています。
本殿は安政2年に建造せられた元京都御所の賢所です。
明治23年に移築されたもので、重要文化財に指定されています。
内拝殿と外拝殿をつなぐ廻廊では、「神武天皇御一代記絵巻」が展示されていました。

神武東征絵巻の一部をご紹介します。

高千穂宮に於ける東征御前会議

孔舎衙坂の激戦

饒速日尊 長髄彦を誅して帰順

御即位禮

鳥見山中霊畤

霊畤(れいじ)とは「まつりのにわ」という意味で、大嘗祭が日本で最初に行われた場所が鳥見山(とみやま)です。
土間殿

紀元祭などでは、こちらで舞などが奉納されます。
深田池

深田池は、南神門を出て、まっすぐ行くと見えてきます。
奈良時代に造成された池で、面積約4万9500m2
遊歩道になっていて、池の周りを散策する事ができます。
池のほとりに鎮座されているのが、末社・長山稲荷社。

御祭神:宇迦能御魂神、豊宇気神、大宮能売神
橿原神宮御鎮座以前からこの地長山の地主神としてお祀りされ、橿原神宮の御造営御鎮座をご加護された開運厄除、五穀豊穣、商売繁盛の霊験あらたかな稲荷社です。

北神門

動画
(2020年12月撮影)
(2024年12月撮影)
御朱印

【再訪 2019.1.4】
橿原神宮お正月の御朱印(右)と長山稲荷社の御朱印(左)を拝受しました。

アクセス
【所在地】奈良県橿原市久米町934番地
【御朱印】あり
【駐車場】あり。約800台、普通車500円
【アクセス】橿原神宮前駅中央口より徒歩10分
奈良県で頂いた御朱印まとめ~神社編~
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