錦織神社(富田林市) 日光東照宮にも影響を与えた美しすぎる本殿【御朱印】

錦織神社(にしこおりじんじゃ)は大阪府富田林市に鎮座されています。

御祭神は、建速素戔嗚命、品陀別命(応神天皇)、菅原道真公

この地域の守護神として、室町時代正平18年(1363年)に創建されました。

 

 

境内

 

この地域は、古代、錦部(にしごり)郡と呼ばれ、錦を織る技術者の集落でした。
水流の合流点でもあり、大変栄えていたようです。

錦織神社は、この地域の守護神として、室町時代正平18年(1363年)に創建されました。

地元では、錦織を「にしこり」「にしこおり」「にしごり」と、呼んでいるそうです。確かに、神社の御由緒書きには「にしこおり」と書いてありました。

 

 

参道

大鳥居から拝殿へ続く長い参道は150mあり、かつて流鏑馬が行われており馬場先と呼ばれていました。

 

 

天誅組記念碑

天誅組とは、幕末に勤王の志士達で構成された尊皇攘夷派の武装集団のことで、この地には、天誅組河内勢という集団がありました。

錦織神社は明治40年に今の社名に改められるまで『水郡神社(にごりじんじゃ)』と言い、天誅組河内勢の頭である水郡善之祐(にごりぜんのすけ)は、水郡神社の祠官でありました。

昭和38年、天誅組河内勢100年祭の時に天誅組河内勢顕彰碑が建立されました。

 

手水舎

 

 

拝殿

 

 

 

本殿

本殿中央:建速素戔嗚命
右:品陀別命(応神天皇)
左:菅原道真公

 

本殿は重要文化財。入母屋造り。
軒唐破風に千鳥破風を乗せた造形美に富んだ屋根は、室町時代を代表する建物として希少価値が高く、「錦織造り」と呼ばれ、後に国宝日光東照宮の拝殿にも影響を与えました。

 

 

 

 

摂社:春日社本殿(重要文化財)

御祭神:熊野速玉神、春日大明神

 

摂社:天神社本殿(重要文化財)

御祭神:火産霊神、大国主神、恵比寿神

 

 

末社:弁財天

 

末社:金刀比羅宮

 

遙拝所

 

 

御朱印

 

 

 

動画

 

(2021年5月撮影)

 

 

アクセス

 

【所在地】大阪府富田林市宮甲田町9−46
【最寄駅】近鉄長野線川西駅下車後、徒歩約3分(西へ約200m)
【駐車場】参拝者無料駐車場あり。
川西小学校の門前にある鳥居の横から車で参道を抜けると、駐車場があります。
 
※2021年5月写真追記

 

 

 

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