西代神社(河内長野市) 神様の風に癒される楠木正成公ゆかりの神社【御朱印】

西代神社は大阪府河内長野市に鎮座されています。

読み方は「にしんだいじんじゃ」と読みますが、通称「にしだいじんじゃ」と呼ばれているようです。

交通量の多い国道170号(大阪外環状線)から少し入ったとても静かな場所に鎮座されていました。

ご由緒を読みますと、南北朝時代には篤く信仰されていたようです。

それでは、歴史深い西代神社へと参りましょう。

 

ご由緒

 

創建の時期は詳らかではありませんが、南北朝時代、楠木正成公が金胎寺城を構築した時、その鎮守として篤く信仰されました。

また、楠木正成公の三男の正儀は、天野山の行在所において後村上天皇を守護する時、西代神社に祈願をこめて国家の安全と武運長久を念じたと伝わっています。

そして、後村上天皇も吉野行幸の際、御駐輦されたようです。

 

 

【御祭神】
・国常立尊(萬物創造の神・国土根源の神)
・素盞嗚尊(贖罪神誓約渡海治水の神)
・足仲彦命(仲哀天皇・厄除開運家業繁栄の神)
・息長足比売姫命(神功皇后・殖産興業海の神・安産守護の神)
・品陀別命(応神天皇・軍学兵法勝利武神の神))
・武内宿禰命(長寿政治忠誠の神)
・菅原道真公(怨霊安鎮文学上達学芸の神)

 

昔は西代大明神と称していましたが、明治の始めに西代神社と改め、明治41年には浦野神社・西山神社・菅原神社が合祀されました。

 

 

境内

 

手水舎

江戸時代この地には河内西代藩があり、初代本多忠恒(ほんだただつね)の子、本多宗統(ほんだただむね)は西代神社を信仰し、神輿、矛、手洗鉢等々を寄進されました。

この手水舎の鉢には、正一位西代大明神の文字がありました。

本多宗統が寄進した手洗鉢というのはこの鉢かな?

 

 

舞台

毎年10月には西代神楽が行われています。

1732年(享保17年)に西代藩主であった本多宗統が西代藩陣屋から伊勢神戸藩に転封された際に、その徳を偲んで奉納したのが始まりだと伝えられています。

西代神楽は、河内長野市無形重要文化財に指定されています。

 

 

拝殿

 

 

西代稲荷社

 

 

 

西代戎宮

十日戎には賑やかなお囃子が境内に流れ、福を授かりにたくさんの方が足を運ばれます。

 

 

大神宮

 

 

地主大神

 

 

歴史を感じるお百度石

 

 

梛の木

 

この梛の木は、世界の平和と安寧を願って、和歌山県の熊野速玉大社から贈られました。

 

 

 

平和慰霊塔

 

 

境内は鎮守の森に守られ、とても心地好い風が吹いていました。

 

 

青い鳥も飛んできてくれました♪

 

 

社務所横にある神馬は、たくさんの梅の実を纏っていました(笑))

 

 

御朱印

 

 

 

動画

 

 

 

アクセス

 

【所在地】河内長野市西代町16-5

【電話】0721-53-1762

【交通アクセス】河内長野駅から徒歩約10分

【駐車場】参拝者無料駐車場あり。

 

駐車場の入口には案内板があります。

 

 

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