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- 奈良の神社 - 御所市
高天彦神社(たかまひこじんじゃ)は、奈良県御所市に鎮座されています。
高天彦神社が鎮座する周辺は、日本神話に登場する「天孫降臨の地・高天原」であるとの伝説が残る古く歴史のある場所です。
主祭神は高皇産霊神。
高皇産霊神は宇宙創造の神さま、創造、発展、完成の神さまです。
新しいものを生み出す力(生成)、開運招福、無病息災、延命長寿のご利益があります。
また、むすび(産巣日)の神様であることから、縁結びのご利益もあるとされています。
それでは高天彦神社へと参りましょう。
参道
樹齢数百年と言われている大木に覆われた参道を歩きます。
この参道がとても素晴らしいです。
木々の間から光が差し込み、神々しさを感じます。
境内
大木で覆われた参道を抜けると、鳥居です。
なんともすごい雰囲気のある神社です。
凛とした空気の中に、古代の匂いを感じるような感覚といいますか・・(笑)
神様感がハンパないです!
「太古から神々の住み給うところと伝えられる「高天原」も、この大地である」と記されています。
ここってやっぱり「高天原」!?
社殿
本殿はなく、後方に聳える白雲岳をご神体としています。
【御祭神】
・高皇産霊神(たかみむすびのかみ) - 主神。
・市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)
・菅原道真公
磐座
ご神体山である白雲岳の中腹にあった磐座
神社創建の際に、白雲岳から移されて来ました。
古代の人々はこの磐座を神の依り代として信仰してきたのですね。
この磐座の横に、「高天彦神社と土蜘蛛の塚」についての説明書がありました。
磐座の横に「土蜘蛛の塚」についての説明書きがあるので、この磐座が「土蜘蛛の塚」だと思ってしまう方がいらっしゃるかも?
ちなみに「蜘蛛塚」とは、神武天皇との戦いに敗れた先住民(土蜘蛛)が征伐されて埋められた場所の事。
説明書きを読みますと、高天彦神社の参道を抜けて行くと「蜘蛛窟」という場所があるようです。
葛城一言主神社には「蜘蛛塚」が残っています。
摂末社
左から、三十八柱、菅原神社、春日神社
八幡神社
左から稲荷神社、市杵島姫神社、御霊神社
護国神社
境外
幸せを呼ぶ福蛙
昔からこの村の道端に「幸せを呼ぶ福蛙」として安置されていたそうです。
みなさんに撫でられて、お顔が・・(;'∀')
高天水車
高天彦神社より少し歩くと「高天水車」があります。
高天水車の御心
私達の日々に苦労がないよう願いを込めて、水車は回り続けています。
駐車場
無料駐車場があります。
ここは金剛山への登山口になっているようです。
動画
高天彦神社の風景を撮影してきました。
御朱印
高天彦神社は無人です。
御朱印は高鴨神社で頂くことができます。
アクセス
【所在地】奈良県御所市北窪158
【御朱印】あり。(高鴨神社で頂くことができます。)
【駐車場】無料駐車場あり。
【交通アクセス】近鉄「御所駅」下車、五条バスセンター行バス「鳥井戸」下車、徒歩約60分。JR・近鉄「御所駅」からタクシーで10~15分。
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