奈良町天神社(奈良市) ならまちを見渡す高台に鎮座する古の聖地

天神社(てんじんしゃ)は、奈良県奈良市高畑町に鎮座しています。

ご祭神は、少彦名命・菅原道真公。

天神社の境内地を含むこの丘陵一帯は、平城京が首都であった八世紀、平城の飛鳥(ならのあすか)と呼ばれた聖地でした。

ここにまず祀られたのが、国つ神の中心の一柱である少彦名命(すくなひこなのみこと)で、手間天神と呼ばれ、医薬や学問の神としてあがめられました。

その後、平安時代の白河天皇の時、菅原道真公が併せ祀られることになりました。

紅葉に彩られた境内はとても静かで気持ちが良く、紅葉スポットととしてもおススメの神社です。

それでは、天神社へと参りましょう。

 

境内

 

瑜伽神社からテクテクと歩くこと2~3分程でしょうか?

 

天神社の看板が見えてきました。

この石段を登った先にあるようです。

 

 

割拝殿

 

 

割拝殿から鳥居を望む

小高い丘になっているので、眺めがとってもいいです♪

 

 

天神社略縁起

 

当神社の境内地を含むこの丘陵一帯は、平城京がわが国の首都であった八世紀、平城の飛鳥(ならのあすか)とよばれた聖地でありました。
ここにまず祀られたのが国つ神の中心の一柱である少彦名命(すくなひこなのみこと)で、手間天神とよばれ医薬や学問の神としてあがめられました。

平安になって、奈良の菅原の地を出自とする菅原道眞の名声が高まり、道眞の霊を祀る天満宮が各地に奉祭されるにともなって、ここの神域にも相殿が建てられて御霊信仰の主神であり、学問勉学の神でもある菅原道眞公の霊(天満天神)が併せ祀られることになりました。社伝によると平安時代の白河天皇の時であるということです。

その後、元興寺禅定院あるいは興福寺大乗院の鎮守となり、近世には奈良奉行や近郷の信仰を集めて現在に至りました。

 

 

総霊社

 

 

手水鉢

 

 

拝殿

大きな神牛が迎えて下さいました。

 

 

美しい紅葉にうっとり~♪

 

 

拝殿向かって右にある祓戸社

拝殿へ手を合わせる前に、まずはこちらで穢れを祓って頂きます。

 

 

本殿

 

 

本殿玉垣の右に鎮座する秋葉神社

ご祭神は火之迦具土神

 

 

本殿玉垣の左に鎮座する浅間神社

ご祭神は木花咲耶姫

 

 

池を中心に末社が鎮座しています。

 

 

末社:稲荷神社

ご祭神は宇賀御魂神

 

 

末社:住吉神社

ご祭神は底筒男神・中筒男神・表筒男神

 

 

末社:柿本神社

ご祭神は柿本人麻呂

 

 

神楽殿

 

 

池周辺の紅葉がとても綺麗でした♪

 

 

珍しい「千度石」

 

 

神牛の背中がとても大きく、少しユーモラスな神牛さんですww

 

 

天神社の前に公園がありました。

 

「ならまち」から少し離れていることもあり、静かでゆっくりお詣りする事ができる素敵な神社でした。

瑜伽神社と一緒にお詣りしたい紅葉が美しいスポットです♪

 

 

参拝動画

 

 

 

アクセス

 

【所在地】奈良県奈良市高畑町1049

【お手洗い】あり

【御朱印】あり(宮司さんは常駐ではないようです。)

【駐車場】なし

【交通アクセス】近鉄奈良線奈良駅下車後、徒歩約20分。または、JR近鉄奈良駅から天理駅・下山行バス「奈良ホテル」下車徒歩約5分。

 

 

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