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- 奈良の神社 - 桜井市
等彌神社(とみじんじゃ)は、奈良県桜井市に鎮座されています。
創建年代は不詳ですが、『延喜式神名帳』に掲載されている式内社で、明治時代までは能登宮と呼ばれていました。
社伝によりますと等彌神社が鎮座している鳥見山は、神武天皇(初代天皇)が、即位後の神武天皇4年の春2月に皇祖神及び天津神を祀った場所である霊畤(まつりにわ)と伝えられています。
又、即位後初めて皇祖天神を祀ったという日本書紀の記述から、大嘗会の起源とされています。
一の鳥居は平成27年伊勢神宮から拝受したもの。
それでは、等彌神社へと参りましょう。
境内
参道には信楽焼の狸さん
たぬきは夫婦としても一生を添い遂げる習性があることから、「夫婦円満」の象徴とされています。
子宝石
手水舎
境内図をサクッとご紹介~パンフレットより
二の鳥居をくぐって境内に入ると、とても厳かな世界が広がっていました。
御祓石
猿田彦大神社
昭和55年に、伊勢市に鎮座される猿田彦神社より勧請されました。
猿田彦大神は、みちひらきの神として、交通安全の御神徳が発揚されます。
猿田彦大神さまにご挨拶をして参道を進むと、参道が分かれています。
参拝後に知ったのですが、左側を表参道、右側を裏参道というそうです。
そうとは知らずに、表参道に進みテクテク♪
これで合っていたようでよかったです(笑))
表参道をテクテク♪
上津尾社へ向かう石段
上津尾社
上津尾社のご祭神は大日霊貴命(天照大御神)。
初代天皇である神武天皇が、即位後の神武天皇4年の春2月に皇祖神及び天津神を祀った場所である霊畤(まつりにわ)。
ここから霊畤へ行けるようです。
鳥見山は標高245mほどで、途中、霊畤拝所、庭殿、白庭等を辿り、山頂へ。
往復約2kmほどのようです。
この日は猛暑でして('◇')ゞ、、暑さのため行くのを断念してしまったのですが、気候が良くなったら、再度行ってみたいと思います。
裏参道をテクテク♪
境内には、160余基の石燈篭が並立しています。
下津尾社へ到着♪
ここは、、ご神気を感じるといいますか、何といいますか、、とても気持ちの良い場所のように感じます。
右殿:八幡社
御祭神は、磐余明神(神武天皇)、品陀和気命
左殿:春日社
御祭神は、高皇産霊神、天児屋根命。
1736年(元文元年)、下津尾社の敷地内にある磐余(いわれ)の松の下から、不思議な御神像が掘り出されました。
そのお姿が非常に変わっていまして。
掘り出された御神像とは、土偶のような?宇宙人のような?・・・とてもミステリアスなお姿をした、八咫烏(やたがらす)の立像だったのです。
本物はご神体として本殿に収められ、レプリカは社務所で見ることができます。
写真撮影しなかったので、こちらにリンクを貼らせて頂きます。
恵比寿社
恵比寿社横にあった歌碑が素敵だったので、一緒にパチリ♪
「鳥見山の此の面かの面をまたかくし 時雨はよるの雨となりけり」
保田興重郎歌 棟方志功画
こちらはセミの抜け殻(笑)
愛宕社
金毘羅社
金毘羅社を動画に撮っていたのですが、自宅に戻り見ていましたら・・・何やらキラキラと光るものが舞っているのが見えます。
虫にしては不思議な動き?笑
近くにいたおじさんにも、キラキラとした何かが降り注いでいました。
桃神社
ご祭神は、意富加牟豆美命(おおかむづみのみこと)。
動画
御朱印
アクセス
【所在地】奈良県桜井市大字桜井1176番地
【駐車場】参拝者無料駐車場あり。
【交通アクセス】近鉄線・JR桜井駅南口より徒歩13分。または、桜井市コミュニティバス「談山神社」行き「神之森町」下車すぐ。
等彌神社は紅葉の名所にもなっていて、紅葉のライトアップイベントなどもあるようです。
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