矢田坐久志玉比古神社(奈良) 楼門にプロペラ?ニギハヤヒ降臨のパワースポット

矢田坐久志玉比古神社(やたにいますくしたまひこじんじゃ)は、奈良県大和郡山市矢田町に鎮座されています。

御祭神は、櫛玉饒速日命(くしたまにぎはやひのみこと)・御炊屋姫命(みかしやひめのみこと)。

御祭神である櫛玉饒速日命が降臨する際、天磐船(あめのいわふね)から放った3本の矢の内、二の矢が落ちた場所と伝わり、矢落神社(やおちじんじゃ)とも言われています。

創建時期の詳細はわかりませんが、式内大社に列せられていることから、平安時代以前から祀られていたと考えられています。

初めて訪れた矢田坐久志玉比古神社は、古代の匂いがする、なんとも素敵なパワースポットでした。

それでは、矢田坐久志玉比古神社へと参りましょう。

 

 

境内

 

 

手水舎

 

 

楼門

ご祭神の櫛玉饒速日命が天磐船に乗って空を飛んだという故事から、航空祖神として崇められています。

 

楼門上部には、プロペラが奉納されていました。

面白いですね!!

毎年9月20日に航空祭が行われています。

 

 

二の鳥居

 

 

拝殿

 

拝殿には、矢落大明神の扁額

 

とっても厳かな空気が流れていました。

 

 

二之矢塚

櫛玉饒速日命が降臨する際、天磐船から放った3本の矢の内、二の矢が落ちた場所と伝えられ、矢田の地名の由来にもなっているとか。

 

「舟人神」と称する天磐船の石

磐船の欠片、または天磐船の降りた際地下から盛り上がってきた磐とも伝わり、宮座の人々は毎年この磐に縄を巻き付けて互いの出自を確かめ合うそうです。

 

 

境内にあった謎の磐座

なんでしょう?

少し調べてみますと・・この対の磐座は鶴と亀のようです。

 

 

御神紋の「矢尻付き違い矢」の絵馬

 

 

神馬

神馬にも御神紋が。

 

 

御朱印は現在は中止されているようです。

 

 

河内の磐船神社に天降り、大和の「鳥見の白庭山」に住んだと伝わる饒速日命。

「鳥見の白庭山」は、矢田坐久志玉比古神社の境内であったとの説もあるようです。

古代ロマンを感じるとても素晴らしい神社でした。

 

 

 

動画

 

 

 

アクセス

 

【所在地】奈良県大和郡山市矢田町965

【駐車場】参拝者無料駐車場あり。

【御朱印】現在は中止しています。(2022年6月現在)

【交通アクセス】近鉄「郡山駅」から小泉駅東口または矢田寺前行きバス「横山口」下車、徒歩5分。

 

 

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