タグ:十一面観音菩薩
法貴寺・千万院(田原本町) 仏法を起こし歴史を紡ぐ聖徳太子ゆかりのお寺

法貴寺・千万院(ほうきじ・せんまんいん)は、奈良県磯城郡田原本町にある真言律宗のお寺です。

法貴寺は推古帝の頃、聖徳太子により創立され秦河勝に賜ったもので、その建立は法隆寺より古いと伝わります。

仏法を起こす寺として、当初「法起寺」と命名されましたが、後に、法貴寺と呼ばれるようになりました。

かつては七堂伽藍を誇る大寺院でしたが、現在は法貴寺の塔頭の一つである千万院の薬師堂を残すのみとなっています。

それでは、法貴寺・千万院へと参りましょう。

 

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多観音堂(奈良) 田原本御佛三十三ヶ所巡礼と江戸時代から続く「ボダイボダイと牛蒡喰行事」

多観音堂(おおかんのんどう)は、奈良県磯城郡田原本町多にある観音堂です。

御本尊は十一面観音菩薩立像。

長閑な田園風景が広がる場所にひっそりと佇んでいます。

多座弥志理都比古神社 → 小杜神社 → 姫皇子神社を参拝した後に訪れました。

それでは、多観音堂へと参りましょう。

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みずし観音妙法寺(橿原市) 吉備真備が創建した一願成就のお寺【御朱印】

御厨子(みずし)観音妙法寺は、 奈良県橿原市にあるお寺です。

吉備真備(きびのまきび)が、入唐留学によって学芸を修めるとともに、唐から無事に日本に帰ることができたことに感謝し、735年(天平7年)に善覚律師(吉備真備の子)に命じて観音堂を創建させたことに始まります。

境内は「磐余の池」を望む高台にあり、境内入り口近くには、大津皇子が辞世の句を詠んだとされる句碑が建立されています。

初めて訪れたみずし観音。

とても長閑な場所にありました。

それでは、みずし観音へと参りましょう。

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長栄寺(東大阪市) 聖徳太子開基の慈雲尊者ゆかりのお寺【御朱印】

長栄寺(ちょうえいじ)は、大阪府東大阪市にある新真言宗総本山のお寺です。

山号は百済山(ひゃくざいざん)。

御本尊は十一面観音立像。

聖徳太子の開基と伝えられています。

その後、荒廃した長栄寺を延享元年(1744)、27歳の慈雲尊者が中興しました。

境内には、慈雲尊者が生駒山中額田谷の長尾の滝上流に隠棲され、修行の為に建てた雙龍庵(双龍庵)の遺構の一つ「禅那台」があり必見です。

それでは、長栄寺へと参りましょう。

 

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