屯倉神社(松原市) しだれ梅が美しい菅原道真公ゆかりの神社【御朱印】

屯倉神社(みやけじんじゃ)は、大阪府松原市三宅中に鎮座されています。

平安時代前半の天慶5年(942)、菅原道真公をご祭神として創始されました。

菅原道真公を祀る以前は、土師氏(のち菅原氏に改姓)の祖神である天穂日命を祀る穂日の社がありました。

初めて訪れた屯倉神社。

境内には、たくさんのしだれ梅が咲き誇り、梅のあまぁ~い香りが境内中に広がっていました。

それでは、しだれ梅が美しい屯倉神社へと参りましょう。

 

 

境内

 

鳥居

 

鳥居の前には「開運松原六社参り」の碑がありました。

開運松原六社参りとは、松原市にある阿保神社・阿麻美許曽神社・我堂八幡宮・柴籬神社 ・布忍神社・屯倉神社の六社を、元旦から15日までに参拝する行事です。

開運の『開』は「ひらく・はじめる」の意、『運』は「はこぶ・めぐる」の意があり、年の始まりに各神社を「めぐり・はじめる」参拝により、神々のご加護のもと、より良い年になるよう開運を祈願します。

お正月の元旦から15日までに六社を参拝すると、参拝記念の「開運干支張り子」を授かることができます。

毎年行われているようですので、機会があれば巡ってみたいなぁ♪

詳しくはコチラからご覧下さい。

 

 

鳥居前にある行者堂

行者堂は、三宅の龍王講が役行者を祀っているお堂です。

 

堂正面には「三宅龍王講 行者堂」の扁額

堂内には役行者像、不動明王像、弘法大師像が祀られています。

三宅の行者堂については、コチラ(PDF)をご覧下さい。

 

 

境内のあちこちにしだれ梅が咲いています。

 

 

満開でとても美しいです。

 

 

ご由緒

 

御祭神は、菅原道真公・須佐之男命・品陀別命

ご神像は道真公が五十八才のとき、筑紫太宰府においてご自身の影を鏡にうつして木造に刻み、縁深いこの三宅郷に送られたと伝えられる等身大ご神像で、総高 99.7センチメートル、総幅128.3センチメートル、膝張78センチメートル。

体部は近世の作ですが、挿首形式の頭部は南北朝時代の古様を示しています。

 

 

コロナ禍の為、御神牛もマスク着用・・・。

 

 

手水舎

 

 

拝殿

 

 

拝殿前には宝暦三年生まれの狛犬さん

 

しだれ梅に埋もれて、ちょっと照れくさそう・・(笑)

 

 

メジロも飛んできました♪

 

 

境内は広く、とても気持ちの良い神社です。

 

 

拝殿前には、道真公が座したと伝えられる「神形石」があります。

 

史実はさておき、享保11年の屯倉神社蔵の『三宅天満宮梅松院縁起』には、道真公は道明寺で叔母の覚寿尼公と別れた後、三宅の穂日の社へ立ち寄り、石に座して祖神の天穂日命に無実の罪をはらすことを祈ったと記されています。
 

 

道真が座したと伝えられる石は、長さ180センチメートル、幅110センチメートル、高さ35センチメートルほどの扁平な石です。

 

 

式内社 酒屋神社

 

 

境内には、多くの末社が鎮座されています。

左から、天照大神社、素盞嗚神社、大物主神社、日吉神社

その隣には天津神社が鎮座されているのですが、まさかの写真撮り忘れデス・・・(-_-;)

 

 

琴平神社

 

 

市杵島姫社

 

 

こんな所に鬼瓦?

この鬼瓦は、1792年に建てられた旧社殿の屋根に葺かれていた瓦を使って組み立てられたものだとか。

新社殿造営30周年を記念してここに置かれているのだそうです。

 

 

境内北西には両部鳥居

 

両部鳥居の扁額には天満宮と書かれています。

江戸時代は、依羅三宅天満宮(よさみみやけてんまんぐう)と称していたようです。

明治時代以降、屯倉神社と称するようになりました。

 

 

注連柱

 

 

動画

 

 

 

御朱印

 

 

 

アクセス

 

【所在地】大阪府松原市三宅中4丁目1番8号

【駐車場】参拝者無料駐車場あり。府道187号線沿いの正面鳥居横に3台程駐車可。正面鳥居を過ぎて左手に曲がると第二駐車場(7台程駐車可)があります。

【交通アクセス】近鉄南大阪線河内松原駅下車後、徒歩約21分(北に1.7km)。

 

 

 

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