東大寺・法華堂(三月堂) 国宝・不空羂索観音菩薩【御朱印】

東大寺法華堂(とうだいじほっけどう)は、奈良県奈良市の東大寺にある仏堂です。

奈良時代(8世紀)建立で、一般に三月堂(さんがつどう)とも呼ばれています。

ご本尊は不空羂索観音菩薩(ふくうけんさくかんのんぼさつ)。

東大寺は広大な境内ですが、法華堂が位置する東方丘陵部の一画を「上院」(じょういん)と称しています。

上院には、法華堂のほか、「お水取り」で知られる二月堂、東大寺開山の良弁の像を祀る開山堂など、多くの建物があります。

この辺りは大仏開眼(752年)以前から、東大寺の前身寺院があった場所で、法華堂はその主要堂宇の一つでありました。

 

外観は一棟のように見えますが、内部は本堂と礼堂とに分かれています。

本堂は天平時代、礼堂は鎌倉時代に建てられました。

 

 

堂内には御本尊の不空羂索観音菩薩像を中心に合計10体の仏像が立ち並び、そのすべてが奈良時代に造られたもので、国宝に指定されています。

御本尊の不空羂索観音菩薩さまは、身長362cmもある大きなお姿でした。

 

(法華堂パンフレットより)

 

内陣におられる皆様の大きさにもビックリします。
(法華堂パンフレットより)

 

髪を逆立て憤怒のお顔がすさまじい金剛力士像、そして、仏の世界を守ろうと様々な表情で佇んでおられる四天王がいらっしゃいました。

力強さと美しいお姿に圧倒されます。

そしてさらに、創建以来のあざやかな色彩を見せて下さる秘仏である執金剛神(しゅこんごうじん)もいらっしゃるようでしたが、この日はお会いする事ができませんでした。
秘仏御開帳は12月16日とされています。

 

(法華堂パンフレットより)

 

東大寺法華堂 御朱印

 

御朱印の種類は3種類あります。

お堂の名前である「法華」
御本尊である「不空羂索観音」
毎年12月16日の御開帳時のみ拝受できる秘仏「執金剛神」

 

【所在地】奈良県奈良市雑司町406-1
【御朱印】あり
【入堂料】500円(団体割引あり)
【入堂時間】公式サイトでご確認下さい。
【駐車場】なし。県営駐車場が利用できます。

東大寺(法華堂) 公式サイト