- 投稿 2018/05/19更新 2018/10/28
- 奈良のお寺 - 奈良市
興福寺(こうふくじ)は、奈良県奈良市登大路町にある法相宗の大本山の寺院です。
藤原氏の祖・藤原鎌足とその子息・藤原不比等ゆかりの寺院で、藤原氏の氏寺であり、南都七大寺の一つに数えらています。
南円堂(なんえんどう)は、興福寺伽藍の中のひとつの堂で、西国三十三所第9番札所となっています。
弘仁4年(813)に藤原冬嗣(ふゆつぐ)が父、内麻呂(うちまろ)の冥福を願って建てられた八角円堂です。
基壇築造の際に地神を鎮めるために、和同開珎や隆平永宝をまきながら築き上げたことが発掘調査であきらかになりました。
この儀式には弘法大師空海が深く係わったことが伝えられています。
それでは、「古都奈良の文化財」の一部として世界遺産に登録されている興福寺南円堂へとご案内しましょう。