長尾神社(葛城市) 龍神・大蛇の神々が宿る神聖なるスピリチュアルスポット【御朱印】

長尾神社(ながおじんじゃ)は、奈良県葛城市に鎮座しています。

創建年代については不詳ですが、延喜式神名帳に記されている式内社です。

御祭神は天照大神(あまてらすおおみかみ)、豊受大神(とようけのおおみかみ)、水光姫命(みひかひめのみこと)、白雲別命(しらくもわけのみこと)。

鎮座地は日本最古の官道である竹ノ内街道や初瀬街道(横大路)、さらに長尾街道などの主要街道が交差する交通の要衝にあり、古来より交通安全、旅行安全の神として篤く信仰されています。

三輪明神は蛇の頭で長尾神社が蛇の尾っぽという大蛇の伝承があり、両詣りするとご利益があるとされています。

それでは、長尾神社へと参りましょう。

 

 

参道

 

神社の前まで来ると、遠くに鳥居が見えました。

きっとあれが一の鳥居ね!・・・っということで、一の鳥居まで行って、参道を戻ります(笑))

 

 

一の鳥居からテクテク♪

 

 

長閑な風景が広がっています。

 

 

長尾神社は古来よりの竹内街道、長尾街道、横大路が交差する交通の要衝に鎮座しています。

 

 

境内

 

二の鳥居

 

 

鳥居に掲げられた扁額が屋根に覆われています。

扁額が屋根に覆われ、装飾された珍しい形です。

とても気になったので、ネットで調べてみました。

この形は兵庫県の北播磨地方の神社でよく見かけられる形であるようです。

 

 

二の鳥居の両脇には「なで蛙」さん。

このなで蛙は、参拝者を見守る「なで蛙」で、安産祈願の神としても名高いようです。

 

 

二の鳥居をくぐると、拝殿が見えてきました。

 

 

境内の空気感がスカッ!っとして、めちゃくちゃ気持ち良いです。

「いい神社だなぁ~♪」っと、テンションアップ!笑

 

 

手水舎

 

 

ご由緒

長尾神社は古代豪族長尾氏の発祥地で、長尾姓のルーツともいわれています。

 

 

拝殿

 

御祭神は天照大神(あまてらすおおみかみ)、豊受大神(とようけのおおみかみ)、水光姫命(みひかひめのみこと)、白雲別命(しらくもわけのみこと)。

伊勢神宮の内宮外宮の大神で、家内安全・無病息災・諸願成就の神様です。

 

天武天皇が壬申の乱(672年)で勝利した感謝の気持ちから葛下郡一郡を長尾神社に献じられ、大和国葛下郡の総社となりました。

 

正徳三年(1713)の社伝によりますと、水光姫命と白雲別命も祀られたと記されています。

 

 

長尾神社に伝わる龍神・大蛇伝説

昔、大和に大きな蛇が住み、三輪山を七回り半に取り巻き、その尾は長尾一帯まで届いていたそうで、大神神社(桜井市)が頭で、長尾神社はその尾にあたると言われ、両詣りをするとご利益があるとされています。

また、横大路に沿うように大神神社を龍の頭、龍王宮(石園坐多久虫玉神社)を龍の胴、長尾神社を龍の尾とする伝承があります。

 

 

近年では龍神、大蛇の神々の宿る神聖な巡礼地としても信仰が厚いようです。

 

 

厳島神社(境内社)・春日神社(末社)

 

中を覗き込むと鳥居が見えました。

ご祭神は市杵島姫命。
弁天さんとして親しまれている長尾の鎮守社で、交通安全・学問・芸能の神様です。

 

 

絵馬殿

絵馬殿の中には、奉納されたたくさんの絵馬が掲げられていました。

 

古い絵馬には「安永」の文字が!

 

こちらは明治かな?

 

 

御陰井跡

長尾神社社伝に「水光姫命が応神天皇の御代に竹内村の三角磐に降臨され、子孫の加弥比加尼(かみひかね)に命じて当地に祀られたもので、その姿は白蛇であって神社の北東の御陰井に封じた」と記された井戸跡です。

 

 

お百度石

 

 

動画

 

 

 

御朱印

 

なで蛙さんモチーフのかわいい御朱印を拝受しました。

 

 

アクセス

 

【所在地】奈良県葛城市長尾47

【交通アクセス】近鉄南大阪線磐城駅より徒歩5分

【駐車場】なし。近くにパーキングあります(チケパ 近鉄磐城駅前第1)。

1日400円なのですが、1時間駐車しても400円です(汗)。

入庫後発券し、領収書を外から見える位置に置いておくスタイル。

 

パーキングから長尾神社まで徒歩1分位かな。

 

長尾神社

 

 

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