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- 大阪の神社 - 茨木市
茨木神社(いばらきじんじゃ)は、大阪府茨木市に鎮座されています。
御祭神は、建速素盞嗚尊・誉田別命・天児屋根命。
境内には式内社の天石門別神社(あまのいわとわけじんじゃ)も鎮座されているという、大変ユニークな神社です。
どうして一つの境内に二つの神社が、鎮座されるようになったのでしょうか?
それには・・神社を守るために、どうしても隠さなければならない事があったようなのです。
それでは、茨木神社へと参りましょう。
境内
大鳥居の扁額にも、二つの神社の名が記されています。
参道では、猫ちゃんが日向ぼっこしていました。
気持ちよさそ~♪
参道をテクテク♪
遠くに拝殿が見えてきました
手水舎には、お心遣いがうれしい美しい花々
このような手水舎を見ると、テンションアップしますね♪
訪れたのは令和4年10月。
丁度、ご本殿創建四百年記念の造替が終了したばかりのようで、とても美しい拝殿を見る事ができました。
御祭神は建速素盞嗚尊、誉田別命、天児屋根命。
真新しいヒノキの香りが、境内を包んでいました。
本殿の後ろに奥宮があります。
この奥宮におられる神様が、神社を守るために隠された神様であります。
奥宮 天石門別神社
天石門別神社のご祭神は、天手力男命、天宇受売命、豊国神・東照神。
御由緒によりますと、茨木神社の創祀は、大同2年(807年)、坂上田村磨が、荊切の里(地名「茨木」の由来)を作った際、今は奥宮となっている天石門別神社を創建されたのに始まると伝えられています。
天石門別神社の名は「延喜式神名帳」にも記されています。
では、なぜ天石門別神社だけでなく、茨木神社もできちゃったのでしょう?
それは、織田信長が社寺の破壊を行っていた時代の事。
天照大御神、春日大神(天児屋根命)、八幡大神(誉田別命)、それに信長自身の産土神である牛頭天王(素戔嗚尊)だけは、さすがの信長も恐れて破却しなかったようなのです。
そこで神社を守るために、天石門別神社は社名を隠し、「牛頭天王社」と号する事によって、破却を免れました。
その後、元和8年(1622年)牛頭天王、春日大神そして八幡大神を祀る社殿を新たに築いて本殿とし、天石門別神社を奥宮とする事となり、現在に至っています。
皇太神社
御祭神:天照大御神
左から天満宮(御祭神:菅原道真公)、主原神社(御祭神:天児屋根命・応神天皇)、多賀神社(御祭神:伊射那岐命
)
厳島神社
御祭神:市杵島姫命
恵美須神社
御祭神:事代主命・大国主命
皇大神宮
ご祭神:天照大御神
稲荷神社
ご祭神:宇迦御魂神・猿田彦命
黒井の清水
豊臣秀吉の茶の湯にも供され、赤井の清水・青井の清水とともに古くから嶋下郡三名水と言われていました。
秀吉公の黒井の清水に因み、毎年10月に茨木市観光協会主催で献茶式並びに大茶会が催され、2日間多くの人々で賑わいます。
東門
茨木城の搦手門(からめてもん)といわれ、元和3年(1617)茨木城廃城の際にこの地に移築されました。
御朱印
「葬式の名人」ロケ地
茨木神社の西側に「葬式の名人」のロケ地がありました。
川端康成の名作群をモチーフとしたオール茨木ロケ映画「葬式の名人」。
こちらのシーンが撮影されていたようです。
アクセス
【所在地】〒567-0882 大阪府茨木市元町4番3号
【駐車場】あり。
【交通アクセス】阪急京都線・茨木市駅より徒歩約10分、JR東海道線・茨木駅より徒歩 約15分。
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