熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)は和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある神社で、田辺市の熊野本宮大社、新宮市の熊野速玉大社とともに熊野三山の一社です。
青岸渡寺のスグ横にあります。
では、熊野那智大社に参りましょう。
青岸渡寺と同じ敷地にあると言ってもいい距離に熊野那智大社はありました。
青岸渡寺からこの門をくぐると、熊野那智大社です。
まるで二世帯住宅のよう(笑)
昔は神仏習合であったことをすごく感じる事ができます。
拝殿
御祭神は熊野一三神(含む、飛瀧神)、御主神は熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)と申され伊弉冉神(いざなみのかみ)。
夫須美(ふすみ)とは「むす」という生成発展を意味する言葉であり、同時に「結(むすび)」という意味を持っています。
このため、かつては「結宮(むすびのみや)」という通称で呼ばれていました。
天然記念物 那智の樟(くす)
境内にとっても大きな樟の木がありました。
この樟は樹齢約800年と推定されていて、樹高は27メートル、幹回り約8.5mもあるとか!
枝張るは南北25メートルもあり、とっても大きいです!!
和歌山県下でも珍しい樟の大樹で、根幹部は空洞化していました。
そして、その空洞化した部分には、「樟霊社胎内くぐり」と称して、中に入る事ができるようになっていました。
樟の木の横に「護摩木」が備え付けられていて、その護摩木に願意、氏名を記入し、それを持って樟の木に入っていくようです。
バスツアーの集合時間が迫っていたので、残念ながら胎内くぐりできず(´;ω;`)ウッ…
次回来たら必ず胎内くぐりしよう!!
熊野那智大社御朱印(左)、世界遺産登録十五周年御朱印(右)
通常御朱印初穂料300円。
世界遺産登録十五周年御朱印初穂料500円(書置きのみ)。
別宮の飛瀧神社でも頂くことができます。
【所在地】和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
【御朱印】あり。
【駐車場】あり。
【アクセス】最寄駅:JRきのくに線・紀伊勝浦駅または那智駅。
バス:熊野交通路線バスで紀伊勝浦駅または那智駅より15〜20分。