高鴨神社(たかかもじんじゃ)は、奈良県御所市に鎮座されています。
鴨氏一族の発祥の地であり、賀茂神社(上賀茂神社・下鴨神社)を始めとする全国のカモ(鴨・賀茂・加茂)神社の総本社。
葛木御歳神社(中鴨社)・鴨都波神社(下鴨社)に対して「上鴨社」と称されています。
創建はとても古く、弥生時代中期には祭祀が行われていた日本最古の神社の一つです。
初めて訪れた高鴨神社は、パワー溢れる素晴らしい神社でした。
それでは、高鴨神社へと参りましょう。
「カモ」は「カミ」と同源で「気」を放出している様子を表しています。
高鴨神社は鉱脈の上にあることも重なり、多くの「気」が出ているようです。
訪れたのは夏の暑い日だったのですが、不思議と境内がとっても涼しく感じられ、とても心地よかったです。
境内
鳥居
まずは、境内図をご紹介♪
たくさんの神々がいらっしゃるようで、ウキウキしてきます(笑))
手水舎
手水舎の向こうに見えるのは宮池。
舞台にも入れるようになっています。
献花祭では、こちらの舞台で雅楽が奉奏されます。
【主祭神】
阿遅志貴高日子根命(あぢしきたかねひこのみこと)(迦毛之大御神・かものおおみかみ)、事代主命(ことしろぬしのみこと)、阿治須岐速雄命(あぢすきはやおのみこと)、下照姫命(しもてるひめのみこと)、天稚彦命(あめわかひこのみこと)。
記紀の中で、「大御神」と名のつく神様は、三神しかおられません。
その三神とは、迦毛之大御神・天照大御神・伊邪那岐大御神。
最高格の敬称で呼ばれる迦毛之大御神は、死した神々をも甦らせることができる御神力の強き神と伝えられています。
迦毛之大御神さまのご利益を頂こうと、病気平癒、初宮、大祓い等、甦りに関する信仰が深く、また人の歩む道を目覚めさせてくださる神様として、全国よりたくさんの方が参拝に訪れます。
手水舎で心身を清め、祓戸神社で穢れを祓って頂きました。
本殿へと続く参道が素敵すぎです!!
楠木正成公の銅像
楠木正成公は、度々、武運長久の為に訪れました。
大きな御神木がど~ん!!っと、すごい存在感です。
拝殿・本殿(重文)共に撮影禁止なので、写真はここまで。
本殿向かって右側には東神社とたくさんの神々さま♪
こちらも撮影禁止のようだったので、撮影はご遠慮しました。
本殿へご挨拶をして、池のほとりの参道を歩きます。
この参道がまた・・とっても素敵なのです!
参道沿いに小さな祠がたくさんあって、たくさんの神様がいらっしゃいます。
この小さな祠にいらっしゃる神々さまのお名前がすごい!
まるで、オールスター神々の共演です!笑
では、順番にご紹介しましょう♪
八幡神社:誉田別命
一言主神社:事代主命
猿田彦神社:猿田彦命
聖神社:大物主命
稲荷神社:宇賀御魂命
金刀比羅神社:大己貴命
八坂神社:素戔嗚命
西神社(江戸時代1685年)
ご祭神:多紀理毘賣命(たぎりひめのみこと)、天御勝姫命(あめのみかしひめのみこと)、瀧津彦命(たきつひこのみこと)、塩冶彦命(やむやひこのみこと)。
ここで神々さまの共演は終了です。
この参道は歩いていてもとても気持ちが良く、何回も往復したくなっちゃうかも(笑))
御朱印
動画
高鴨神社の風景を撮影してきました。
(2020年7月撮影)
(2022年8月撮影)
アクセス
【所在地】〒639-2343 奈良県御所市鴨神1110
【電話】0745-66-0609
【御朱印】あり。オリジナル御朱印帳あり。
【駐車場】参拝者無料駐車場あり。
【交通アクセス】近鉄「御所駅」下車、奈良交通バス「五條バスセンター」行きに乗車、「風の森」バス停下車、徒歩15分。
奈良県で頂いた御朱印まとめ~神社編~
奈良県で頂いた御朱印まとめ~お寺編~