辛國神社は今から千五百年程前、雄略天皇の御代に創建され、平安時代には官社となり、式内社として人々の尊信を集めてきた神社で、大阪府藤井寺市に鎮座されています。
この地方を治める物部氏がその祖神を祀ったのが始まりとされています。
その後、物部同族の辛國連が祭祀の中心となり、辛國神社と称するようになります。
室町時代(足利義満)の頃、奈良春日大社に懇請してその祭神、天児屋根命を合祀。
明治四十一年、長野神社の素盞鳴命を合祀して現在に至ります。
境内
参道
手水舎
本殿
主殿には、饒速日命(にぎはやひのみこと)、天児屋根命(あめのこやねのみこと)、素盞鳴命(すさのおのみこと)。
左殿には、品陀分命(ほんだわけのみこと)。
右殿には、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)。
末社 春日稲荷神社
末社 春日天満宮
伝説
宮司さんから聞いたお話です。
神社境内に池があります。
この池に伝わる伝説ですが、奈良の春日大社から神様が来られることになり、神様に仕えていた鹿が道案内をしたそうです。
それ以降、鹿が春日大社からやって来て、池の水を飲み、休息して帰って言ったと伝えられています。
その様子を描いた鹿の絵が春日天満宮本殿に今も残されています。
灯篭
伊勢神宮遥拝所
動画
(2020年10月撮影)
(2022年4月撮影)
御朱印
アクセス
【所在地】大阪府藤井寺市藤井寺1丁目19-14
【御朱印】あり
【駐車場】無料駐車場あり。
【交通アクセス】近鉄南大阪線 藤井寺駅下車、南へ200m。
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